エルサルに来て9ヶ月、最近のこと
新しい隊次の到着予定連絡があり、自分がこの国に来て9ヶ月経過してることに気づいた。
到着3ヶ月程は殆ど自由には動かず周りを警戒しながら過ごしていたが、もう大分肩の力を抜いて生活できているように思う。
任地の日本人が増え、4人になったことも大きいかもしれない。
とはいえ、肩の力は抜いても、気は緩め過ぎずに生活していきたい。
ここまで活動関係の記事が殆ど「仕事がなくて詰んでる」といった内容だったが、それに比べると状況は年明けからだいぶ好転した。
これまでは配属先の誰かに協力を仰いで、一緒に進めていこうと調整していた。これがことごとく上手くいかなかった。
今の主な活動は配属先での週2コマの環境講座と近隣小学校で週1の環境ワークショップ。運と縁と根気で活動を得た。
一番大きいのは配属先の授業計画決定者の存在を知れたことと、その中でも私の活動時間を調整してくれる中間管理職ポジションの人物が現れたこと。
彼がいなくなったらいよいよ配属先での活動が難しくなる気はする…。
課題は、この活動を殆ど一人で立ち回っていること。
継続性が見込めない。
配属先の人との協働を全く諦めた訳ではない。
細々と声を掛け続けている。先延ばしされていたり、渋られたりでいつ実現するのかは分からないが。(唯一共に行っていたコンポストは頓挫した)
一人で動くことは継続性はないかもしれないが、意味はあると思っている。
配属先の技術学校の学生たちは卒業後、社会に出る。環境講座は全学生を対象にしているので、この2年で関わる学生達が、これから生活する中で見の周りの環境に問題意識を抱いてくれるようになる。そんな人が数人でも現れるように工夫していきたい。
小学生には自然についてあまりネガティブな情報ではなく、生物の面白さを知ってもらう機会をつくりたい。種の話をした翌週に子供が見つけてきた種を見せに来てくれたことが嬉しかった。
それぞれ、具体的に何をしているかはまた別の記事で紹介できれば。
次の活動のきっかけが生まれると信じて、引き続き動き続けていく。