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藤に似た花、その名はキングサリ!
この時期紫色の藤の花がとても美しいですが、
これとよく似た黄色いバージョンが「キングサリ」。
こんにちは!
旅する仮面の、さきです。
5月に咲くキングサリ
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キングサリはヨーロッパ中南部の原産。
5月頃黄色い花が咲き新緑の
緑と相まってとっても素敵。
下に垂れるように咲くので、
藤の花に似ていることから
別名「黄花藤(キバナフジ)」と言われています。
暑さに弱いようで日本では関東より北が
キングサリには適した環境のようです。
ちょうど藤の花と同じころに咲くんですね。
でも藤の花とは種類が違うのだそうですよ。
キングサリの花や種には毒があるので
注意が必要ですね。
キングサリの名前の由来
キングサリを英語でいうと「golden chain tree」
つまり「金色の鎖の木」という意味ですね。
花が垂れている状態がまるで
鎖のようにみえる、ということで
名前が付いたようです。
その「金色の鎖の木」が長いので、
「金の鎖」→「きん・くさり」→「きんぐさり」
となったそうなんです。
今回調べて分かったことなのですが、
「キングサリ」は日本語だったという事実。
「キングサリ」は学名で
「キバナフジ」が和名だと
今まで私は思っていました。
ちなみに学名は「Laburnum anagyroides」です。
特に英国のキングサリが素敵
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ヨーロッパのあちらこちらでみられますが、
特に英国のキングサリが印象深いんです。
英国は例年では5月に入ると気候が安定して
清々しい晴れた日が多くなりますが、
同時に色々なお花が咲く時期でもあります。
この時期はイングリッシュガーデンへの訪問を
季節限定の企画として
英国ツアーに組み入れられたりするんですね。
イングリッシュガーデンとは?
イングリッシュガーデンとは
緑をふんだんに取り入れた「自然の景色」
そのままといった感じの英国式庭園のことです。
また風景画のように花が咲き、川が流れ、
湖や森などの自然豊かな庭園のことを
ランドスケープガーデン(風景式庭園)といいます。
より自然のままに造られているんですね。
いろんな庭園を訪れましたが、
やはり園内でもパッと目を惹くお花が
キングサリなんです。
そしていつまでも印象に残るんですよね。
5mほどの高い木の枝から無数の
金色の鎖が垂れている様は
心が躍ってしまうくらいの美しさです。
国民みんなが庭師などといわれるほど
お庭を美しく手入れをする人達が多い英国。
そしてこの時期のキングサリは英国訪問を深く印象付け、
その想い出を色濃く彩ることになると思います。
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