藻場保全対策~ステップアップ
これまで西予市等で設置していた藻場礁を、
さらに効果があるようにと
バージョンアップすることになりました。
まずは西予市明浜にて、
2パターンの作業をしてきました。
日付:2024年11月8日
天気:晴れ
水温:22℃
1か所目のポイント:鳥の元では、
藻場礁の近くに麻紐のロープを設置。
そこに、クロメの遊走子(海藻の子ども)の付着を狙って。
鳥の元では、まだクロメも見られます。
(食害の跡も多いですが・・・)
なので、周りに生えていたクロメを
いくつか麻紐に移植して、
ウニの食害を避けるために竹で少し浮かせて、
様子を見てみます。
このロープにクロメの赤ちゃんが生えたら、
クロメが無くなってしまった、
または少なくなってしまった場所に
このロープを移設して、
その地で再びクロメが増えてくれるように。
食害生物が増えるよりも、
海藻が増える速度の方が早ければ、
磯焼けにはなりません。
なので食害生物の対策も必要ですが、
特に魚の対策は、まだまだ検討の余地ありです。
ウニよりも、対策は難しい・・・
でも、何もしなければこのまま磯焼けが進行するだけ。
やれることは、やっていきたいと思います。
2か所目の対策については、また次の記事で。
そして作業の帰り道、
ユビノウハナガサウミウシに出会いました。
キレイ!!
1匹は、とっても小さかった!
そして最後の最後に、こんなヤツが・・・
正直、気持ち悪い!
ウミケムシ。毒もあります。
ウミウシとのギャップ・・・
気持ち悪いけど、滅多に出会わないので、
思わず動画まで撮っちゃいました。
本当に、いろんな生き物がいて面白いです。