サンゴと海藻のせめぎ合い
愛媛にきて、初めて海に潜ってきました。
▸日付:2024/8/27
▸ポイント:西予市明浜
▸天候:晴れ。ただ、台風直前!
▸水温:22~23℃
伊方町でも、水温の上昇による生態系の変化、
磯焼けが見られる地域があります。
これから藻場保全にも携わっていきたいので、
温暖化の影響がより出ている、
伊方よりも南に位置する西予市明浜にて
海に潜ってきました。
藻場保全のための藻場礁の設置や、
海の環境モニタリングを長くやってこられている方々と潜れるという、
なんともありがたい環境です。
そして明浜は、ダイビングポイントとして有名な場所ではありませんが、
これが有名じゃないなんてもったいない!!
というくらい、素晴らしい海でした!
と同時に、
サンゴや海藻がせめぎあっている様子が
ひしひしと伝わってきました。
これまでレジャーでは何度も海に潜ったことはありますが、
サンゴが見られるところはサンゴ、
海藻が生い茂っているところは海藻、
というように、
その環境の根本のところは明確でしたが、
今回潜った明浜は、
海藻とサンゴがごちゃ混ぜに、
場所の取り合いのように存在していて、
とても混沌としている感じがしました。
サンゴも温暖化により、
一部白化してきている個体もあり、
海藻もより温かい海域を好む種へ
変わっていっているということで、
どんどん環境が変わっている場所です。
(海藻の勉強は、これからしっかりしていきたいです!)
そして少しでも、
その変化を遅らせようと藻場礁を設置し、
これまでこの海域に繁茂していた海藻を戻そうとされています。
今回その藻場礁も見せて頂きました。
今回、このケージに着いた藻を
掃除してきれいに。
そして、たくさんの生き物にも会えました。
それはまた次に書きたいと思います!
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