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ドライスーツの練習と、冬の海中で出会った変化

ドライスーツで潜る練習をしてきました。

日付:2024年12月22日
場所:西予市明浜
天気:曇り
水温:16℃

この日の天気は曇り(時々小雨)、
北西の風もあり、波も高く。
潜るには、なんともテンションの上がらないコンディション・・・笑

そして慣れないドライスーツ(冬に潜る用の服)。
よく、「冬は海には潜れないんでしょ?」と聞かれますが、
ダイビングは1年中できます。
むしろ、秋や冬の方が透明度も良くなります。
見られる魚たちも変わってくるので、個人体には年間通して潜るのが面白くてオススメです。

ただ、夏と同じ装備で潜るのはさすがに厳しいので、
スーツの中に暖かい服を着こめるドライスーツというものを着て潜ります。
ウエットスーツとは違い、スーツの中に水が入ってこないんです。

なので、今回もヒートテック+トレーナーを着て潜りましたが、
海の中は全く寒くなく、“温度的には”快適でした。

ドライスーツは、ウエットスーツよりもちょっとプラスで浮力の調整が必要になってきます。
それが、慣れるまでなかなか難しい・・・

ということで、今回はドライスーツの練習に。
藻場礁関連の作業も行う予定でしたが、色々あってそれはまた後日に。

海の中は、クロホシイチモチやスズメダイ、アジ、マダイなど、たくさんの魚が見られました。

岩にぺたりといるヒラメ

さらに大きなヒラメやサザエに、
ミノカサゴ、キリンミノカサゴの幼魚もいました。
あと、ツバクロエイにも遭遇!
(写真撮れなかったのが残念!)

たまたまかもですが、明浜の海で初めてイトマキヒトデにも出会いました。

キリンミノやツバクロエイは、より暖かい海に住む魚で、
この海域では、前まではこの冬の時季までは見られなかったそう。
そういうちょっとした「今までとはなんか違う」に気づくのが、
環境の変化を捉えていくのにも大切だと感じています。

多くの人が環境の変化を体感できるときは、
もうかなり環境変化が進行してしまっているのだと思います。
できる対策は、できるだけ早く。
変わってしまう前から、対策をしていくのが重要です。

そして、海の中にはこんなものも多く。

コーヒー缶✕2本
金麦!目立つ。
もはや景色の一部と化しているタッパー

生活ゴミや、釣り道具のゴミ。
本当に、うっかりでも落とさないよう、気を付けてもらいたいものです。

ドライスーツの練習の成果としては、
今回は2本潜って、1本目はワタワタしていましたが、
2本目はウエイトの重さも調整して、
少しは落ち着いて潜れるようになれたかと思います。

この感覚を忘れないように・・・!

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