曜日の無限循環構造の図解1

曜日は、太陽系の7天体で構成されます。
7天体は、プトレマイオス宇宙観に基づくカルデア配列に従って循環しています。

Athanasius Kircher, Iter extaticum, Rome, 1671
p.18 Alchemy & Mysticism (Hermetic Cabinet) (英語) ハードカバー – 2009/7/1
Alexander Roob (著)



カルデア配列《土星→木星→火星→太陽→金星→水星→月》を24回繰り返すと、日出を起点としたときに7つの惑星がそれぞれ先頭に来ることになります。こうして一週間が完成します。
一週間は、7×24=168のプラネタリー・アワーで構成されています。

p.10 今野咲 (著)『カルデア配列と時間の質 ―時間の虚構性を可視化するTips』

直線的な表では、昼と夜は交互に配列されますが、一日を円で表わすと、昼と夜は反転してパラレルに進行するものとして捉えることができます。

夜明けの時間帯に該当する天体をディ・ルーラーと呼びます。夜明けから始まる一日を支配する天体です。通常の曜日に該当します。

デイ・ルーラーと対になる概念として、日没の時間帯に該当する天体をナイト・ルーラーと呼びます。日没から翌日の夜明け前の時間帯を支配する天体です。ここではそれを夜の曜日とします。

上図の表に従って土曜日から一週間の配列を昼と夜の曜日ごとに書き出すと下図の通りになります。

「惑星かるた」は、カルデア配列に従って構成される曜日をカード化したものです。
カルデア配列通りに並べ、同じ天体記号もしくは同色の星を合わせていくと、トーラスの形になります。

これから数日に渡り、「惑星かるた」を使って、無限循環構造を立体的に視覚化する手順を図解していきます。



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