無罪を証明する方法
無罪であるにも関わらず磔になって処刑されたエピソードといえば、キリストが有名です。
その後、キリストは復活したと言われています。
この一連の経緯は神の奇跡の顕現として、やがて宗教として組織化するための資本となりました。
ところで、無罪かどうかは、誰も証明していません。
しかし、キリストが無罪ということは周知のことです。
無罪は証明されるものではなく、自ずと明らかになるものという風に解釈できるのではないかと思います。
筆者は、キリストは実在しなかったと思いますが、磔刑から復活のエピソードは、真実が明らかになるプロセスとして解釈しています。
真実は、常に当たり前に存在するのですが、視界から隠されているだけです。
それが視界に入ることを、奇跡として扱うのが宗教であり、視界を広げればいつでもあることがわかるのですが、その視界を広げられると困ってしまう人々が必死に抵抗しています。
視界を固定することで利益を得てきた人々は、ほんの数年前までずっと強気でしたが、急速に力を失っていて、もうこの流れは止められないようです。
我が国の法相は、無罪を証明せよと会見で公言しました。
スピリチュアル的には、言霊の法則が発動することになります。
「日本で無罪を証明せよ」つまり、
日本で真実を現せ
=
日本国民の視界を広げろ
ということになります。
したがって、日本国民の視界を広げるようなことが起こると宣言したわけです。
政府代表としての発言ですから、個別にバラバラのケースで現象化されるのではなく、日本全体で同じ現象が起こるのだと思います。
ゴーン氏が有罪かどうかは法廷で処理することであり、この記事では扱っていません。
この記事は、大臣が「無罪を証明せよ」と公言したことが、日本にとってどのような影響を及ぼすかを言霊の観点から考察しました。