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多事争論 JCRファーマ株主総会2024

今年も株主総会の時期がやってきました。個別銘柄の株式をいくつか保有していることから株主総会の招集案内が来ました。

昨年同様、JCRファーマ株式会社の株主総会に参加します。

希少疾病に使用する医薬品を製造する会社です。以下のようなことを行っています。(Microsoft Copilotで作成しました。)

  1. 革新的な基盤技術の創製: 神経変性疾患や眼疾患、骨系統疾患、筋疾患など、ライソゾーム病にとどまらない画期的な治療薬の創製を目指しています。特に、血液脳関門通過技術「J-Brain Cargo®」を活用しています。

  2. グローバル基準の生産能力発揮: 安定供給可能なレジリエンスを持つグローバルサプライチェーンを構築し、成長ホルモン製剤やバイオシミラー製品、希少疾病治療薬、ワクチンなどに取り組んでいます。

  3. 希少疾病品目の早期上市: J-Brain Cargo® 技術を適用した17のライソゾーム病治療薬開発パイプラインのうち、5年間で5品目の臨床入りを目指しています。

今年は踏み込んだ質問をするために、招集案内にある資料を読み込んで質問したいことを取りまとめます。慣れない分野であり、足りない頭をフル回転させました。

場所は新神戸駅近くのANAクラウンプラザホテルです。新神戸駅は山肌のすぐそばにあります。

株主総会の会場に到着しました。そこまで混んでいるわけではなく、参加株主は70人くらいでした。個人株主は年齢層がやや高めですね。

株価は絶賛暴落中です。昨年同期と比較しても半分以下になってしまいました。含み損がそれなりにあります。

株価のことについては、先に社長から言及がありました。現在の株価は低すぎる。適正な企業価値については言及しないが株価向上に向けた努力をしたい。ついては、今年度は株主の皆様に適宜情報を速やかに開示していきたい旨の発言がありました。
方針としてはグローバル化を推し進めること。研究開発を優先していくことにより、第二次創薬を推し進めていきたいと発言がありました。

総会の様子を見ても株価下落に紛糾する様子はなく、株主には慈善事業とか医療の発展を純粋に応援、貢献したい層が多いのかもしれません。

自分も質問をしました。現在出荷している製品における今後の需要の動向(例えばグロウジェクトで言えば競合する他社が出荷を再開した場合にはどうなるのか。イズカーゴではブラジル当局への申請その後のことや資料にあった追加投資の話)、会社の未来などについて総括的に質問しました。

株主総会が終わった後は隣の部屋でビュッフェ形式の懇親会がありました。料理は非常に美味しく、久しぶりにホテルランチを味わいました。
この場で社長と株価について話をしたほか、前期で退任したシュミットさんの心温まる話を聞きました。

JCRファーマが取り扱う希少疾病について、海外では患者の会や家族会が展開されています。シュミットさんは英国のこれらの会に真摯に向き合って患者会や家族会と信頼関係を築き、治験の募集や研究開発に生かされてきたそうです。患者会、家族会からお礼の言葉を述べられたそうです。
シュミットさんは今回退任されるので、他の方が引き継がれると思いますが、なんとなく寂しい限りです。最後に写真も一緒に撮影させていただきましたが、ここでは掲載することが出来ません。

懇親会場を後にしたら、土産物を買って帰ります。休日出勤の振替とはいえ、平日に職場を休んでいるので買って帰ることにします。

eskoyama買いたいけど予約制なのね。三田まで買いに行こうとすると新神戸から2時間近くかかります。

総会終了後、どこかに散策することはしませんでした。今回は緊張しながら質問したこともあり、結構疲れていました。そのまま新幹線に乗って名古屋に帰ります。

お土産は買い増した。家族で食べる焼売や壺プリン。職場へのお土産。

来年度創業50周年を迎える会社です。会場の質疑応答では記念講演会を予定しているそうです。是非参加したいですね。

株式投資は利益を上げることも大事ですが、希少疾病について真摯に取り組むような社会的使命を帯びた会社を株主として、しっかり支えていくことも大事だと感じた一日になりました。

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