第2回自転車安全衛生委員会ヒヤリ事例
(司会)今から自転車安全衛生委員会を開催します。まずは訓示から。
(委員長)皆さんお疲れ様です。日没が日に日に早くなってきましたので帰宅など自転車走行時は交通事故防止のために早めにライトを点灯し、周囲をよく見て焦ることなく安全走行に心がけてください。また寒くなってきました。自転車走行時はポケットに手を突っ込んだまま運転しないようご注意お願いします。
(司会)ありがとうございました。本日の会議では自転車走行中の「ヒヤリ・ハット事例」を取り上げます。
(司会)建設工事現場に敷かれている車両乗り入れ用の鉄板についてヒヤリ・ハットすることが考えられる事例を研究してください。
(Aさん)自転車走行中に鉄板の縁に乗り上げると転倒する場合があります。また雨天時に鉄板上を走行するとタイヤが滑る場合があります。
(司会)対策としてはどのようにしたらいいでしょうか?
(Aさん)安全通行帯の緑色ゴムマットを敷くといいと思います。
(司会)ありがとうございます。段差を緩和したり、雨天時に滑る要素を減らすことが大事ですね。工事現場の方にお願いするといいと思いますね。
(司会)次の事例です。道路にアスファルト舗装の剥離箇所があります。どのようなヒヤリ・ハット事例が考えられますか?
(Bさん)自転車が剥離箇所の上を通行するとバランスを崩して転倒する場合があります。
(司会)対策としてはどのようにしたらいいでしょうか?
(Bさん)応急処置としては常温合材で穴埋めをします。その後、道路管理者に連絡をします。
(司会)分かりました。ありがとうございます。いずれにしてもちょっとした段差で自転車が転倒することになる危ない事例です。特に夜間は走行する地面が見にくくなるので注意が必要です。「ちょっとしたことが大事故に」を合言葉に注意喚起をしましょう。以上で「ヒヤリ・ハット事例」の研究を終わります。次回は自転車の事故事例を取り上げます。
(司会)自転車安全衛生委員会の議題は以上です。皆さま、御唱和をお願いします。
ひとつ、安全最優先を徹底します。
ひとつ、交通規則等のルール・手順を確実に守ります。
ひとつ、安全を守るための取り組みを絶えず見直しカイゼンします。
ありがとうございました。以上を持ちまして第2回自転車安全衛生委員会を終了いたします。ご参加いただきありがとうございました。
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