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家庭農園研究室!サトウダイコン発芽?

昨年、何を思い立ったか?サトウダイコンを栽培しようとして、路地に種を直播きして全く出芽せず、全滅という結果に終わりました。

今年は同じ失敗を繰り返さないように注意して、何とか1つでも出芽できるようにします。

マルシェ青空からシュガービーツの種を仕入れました。目指せリベンジです。シュガービーツは25℃以上になると生育できないそうです。昨年はまだ30℃以上もある中で種を播いてしまいました。

時は令和6年10月3日。猛暑の名残が残っています。一日の最高気温がまだ30℃近くあります。とりあえずは準備開始です。

サトウダイコンの栽培はまず、種を水に漬けてしばらく放置するところから始まります。種を管理しやすいように小さな容器に水を入れて、2日置きました。

とりあえず、この段階では気温がまだ高いため、冷蔵庫の野菜室に安置しておきます。

10月5日。水に十分漬けたつもりですが、種がまだ硬いようです。キッチンペーパーを水に濡らして、敷くと種を並べます。さらに上からもキッチンペーパーを敷いてしばらく野菜室に放置します。

毎日様子を見ますが、発芽どころか根すら出てきません。根が現れたのは1週間以上経過して、10月13日のこと。最高気温も25℃近くなってきました。ここからは室内の比較的涼しいところにおいて様子を見ます。

土に移す準備をします。小さな容器を買って、ここに土を並べて小さな苗に育つまで様子を見ることにします。

日中は仕事で様子を見ることが出来ないので、水をある程度貯えることが出来るものを作りました。

このうえに、容器を並べて土を敷き詰めます。

根がある程度伸びた種子を土の中に埋めます。これでしばらく様子を見ることにしました。

土を被せたら水やりを欠かしません。そっと水を流し込みました。

それにしても慎重な作業です。箸を使って、根が生えた種を移植させます。まるで研究室のようです。

土に移しては上からそっと土を被せます。とりあえずは10月19日の段階で15の種を移植することができました。種を30個使っているので、発芽率は50%になります。

10月19日。一番先行している個体から何か出現してきました。芽でしょうか?現在のところまだ予断を許しませんが、出芽したのであれば非常にうれしいです。

しばらくは移植した個体が生長すること。まだ根が生えていない個体をしっかり管理して、根が生え次第移植すること。これが当面の課題です。サトウダイコンは甜菜とも言われ、主に北海道で生産しているものです。北の大地で本来生育させるものを名古屋で生育させようとするのですから、上手くいくかどうかわかりません。

それでも方向性が見えてきたことで少し楽しみになりました。サトウダイコンも何とか成功させたいと願う足立農園研究室です。

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