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酒場放浪リベンジな夜

月曜から夜更かし ならぬ 月曜から放浪

月曜から放浪がいかがなものか はよーくわかっています。が、大人になると1時間でいいから家に帰るまでに、一瞬でも忘れてしまいたいことも、忘れてしまったなにかを取り戻したい時もあります。

先週見送ったお店にリベンジ。東京は江戸川区一之江駅より徒歩10分の辺鄙な地にある 昭和の名残

大衆酒場 カネス

のれんをくぐれば煮込み鍋を囲んでのコの字カウンター

奥には無口な田中邦衛さんばりに無口ででも笑顔がチャーミングなご店主とちゃきちゃき愛想のよい女将さんが鍋を守ります。

やはり煮込みそして、ちょっとクサクサな日はホッピー(ビールが飲めないので)

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よくわからないNAVYな帽子をかぶったご年配が顔真っ赤にして嬉しそうにホッピーを飲んでるを見ると

ついつい私もそれを と言ってしまう。

継ぎ足し継ぎ足しの煮込みの絶妙な歴史の濃さ 

けっしてキンキンではないちょうどいい塩梅のホッピー

常連さんと女将さんの漫才のようなやり取りもおいしい肴のひとつ

二杯目は九十九里のにごり酒 口開けで喜んでいたら、NAVYさんが「おねえちゃんいい呑みっぷりだねぇ。俺も同じの」と続いてくれる。

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アクリル板と女将さんを挟んでの間接的なコミュニケーションが心地よい空間を作り出す。

そんなこんなで小一時間

お会計はそろばん

今日ここにきた目的は、、何か考えたかったはずなんだけど、常連さんの笑顔と女将さんとの他愛ない会話で

すっかり忘れました

つまりはそういうれベル。大したことはない

帰りに「お先です」といってでると、「お疲れー」と声が帰ってくる。

よし明日も大丈夫だ。

月曜日の放浪も悪くない






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