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90分で味の違いがわかるようになるタリーズコーヒースクール
タリーズのコーヒースクールに行ってきました!
タリーズコーヒーでは、定期的にコーヒースクールを開催しています。
コーヒーの淹れ方やコーヒー豆の種類、産地、焙煎の仕方、焙煎による味の変化や豆のひき方による味の深みの違いなど、実際に手ほどきしながら丁寧に教えてくれます。
タリーズコーヒースクール
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スクールの内容は、
第1回 簡単!おいしい!コーヒーの淹れ方・楽しみ方
第2回 なるほどなるほど!コーヒーの豆知識と選び方
第3回 めざせバリスタ!エスプレッソマシンの使い方・楽しみ方
となっています。
で、今回参加したのは第2回。
どんな内容だったか報告しますね♪
コーヒーの産地
コーヒー豆の産地って、意外と少ないんです。
「コーヒーベルト」と呼ばれる赤道付近の熱帯・亜熱帯の地域でしか栽培することができません。
大きく分けて3つのエリアで生産されてるんですが、それぞれの特徴を教えていただきました!
アフリカ
ケニア、タンザニアなど。
バランスが良くて飲みやすく、とっても香りがいいんです。
例えるなら、「ナッツのような」「大地のような」「木の皮のような」「花のような」などと表されるようです。
銘柄は有名なキリマンジャロなどです。
インドネシア
アジア圏で、ジャワ島やスマトラ島などです。
どっしり、まったり。苦みが強いため、ミルクがよく合います。
ストレートのものはなかなか手に入らず、他の豆とブレンドされて市場に出回ることが多いようです。
銘柄はマンデリンなど。
中南米
ブラジル・コスタリカ・グァテマラ・メキシコなど。
すっきりさわやかで飲みやすいです。
有名な銘柄としては、ブルーマウンテンやジャマイカなどがありますね。
さて、ではそれぞれの産地のコーヒー豆を同じ分量、同じ挽き方、同じ淹れ方でテイスティングしてみます。
テイスティング
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左からアフリカの「ケニア」、インドネシアの「ダッチマンズブレンド」、中南米の「ブラジル」です。
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おいしい淹れ方を教わりながら、フレンチプレスでコーヒーを淹れます。
![](https://assets.st-note.com/img/1689910979879-PuFJmbVvmY.jpg?width=1200)
並べて見ても、色はほぼ同じなので見分けがつきません。
まずはアロマ(香り)を確かめてみます。
目を閉じて、香りが逃げないように、鼻の周辺を片手で覆って深く香りを吸い込みます。
説明のとおり、ケニアはとびぬけていい香りがしました。
人それぞれ感じ方が違うと思うんですが、私は花の香りのように感じました!
他の2つはあまり違いがわからなくて、何度も嗅げば嗅ぐほどわからなくなってしまいましたが。笑
次に、味を確かめます。
これはっ! ( ゚Д゚)!!
全てが全く違う味でした。
いつもなんとなーくコーヒーを飲んでいたんですけど、比べてみるとこんなにも違うとは!!
ケニアは飲みやすくてバランスが良かったです。
ダッチマンズはすごく深い味わいで、苦みを感じますね。
ケニアは舌の両脇に流し込むと酸味を感じました。
どれもすごくおいしかったんですが、私の好みはダッチマンズでした! (^^)
コーヒー豆の挽目
次に、豆の挽き方です。
豆は細かくすればするほど、味が濃くなります。
サラサラと超細かい「極細挽き(ごくぼそびき)」にする時は、エスプレッソに。
ゴツゴツ感が残る「粗挽き(あらびき)」にする時は、あっさりしたアメリカン風に、といった具合です。
なぜかというと、豆が粉状だとお湯がなかなか通り抜けられないため、コーヒーが落ちる速度がゆっくりになるんですね。
ということは、それだけお湯がコーヒーを吸って濃くなるということなんです。
反対に荒い豆は、すきまができるため、お湯がするりと抜けていき、速く落ちていくため、味もアッサリしたものになるんですねえ。
そう聞くと、なるほどー!って感じですね!
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「クラシコ」という銘柄の豆を、一つは中挽き(なかびき)に、もう一つは粗挽き(あらびき)にして、味の違いを確かめました。
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挽き方は0.5(中挽き)と0.9(荒挽き)です。
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写真じゃ全然わからないけど、色が違うんですよ。
0.5の中挽きの方が濃い色です。
飲んでみると、確かにハッキリと濃さの違いがわかりました!
すごいなあー。
急に物知りになった気分です! 笑
ラテアート?
40分ほど経ったところで一旦休憩です。
休憩時間に、甘いチョコレートシロップ入りのラテをサービスでいただきました♪
「自分で好きなようにラテアート書いてみませんか?」ということで、フェローの方が綺麗に作ってくれたクマさん型のスチームミルクの上に、つまようじで顔を書いてみました。
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なんだこりゃ・・・。
絵心なしです。
でも、楽しかったです。
効きコーヒーにチャレンジ
そして後半がスタート。
さあ、前半に飲んだ産地の違う3種類の効きコーヒーにチャレンジです!
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利き酒はやったことあるけど、コーヒーは初。
でも、全問正解しましたー!
まずは匂いでケニアを見つけ、次に苦みでダッチマンズを当てれば残りはブラジル!
すごいっ。
昨日までの私にはわからなかったですよ!!
すっごく嬉しくなりました!
それから、豆の焙煎のことを詳しく教えていただきました。
焙煎
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一番左が「生豆(きまめ)」と言って、焙煎されていないものです。白っぽいですね。
真ん中がミディアムロースト(中煎り)ぐらい。綺麗な明るい茶色ですね。
右が深煎りで、黒っぽい感じです。見るからに苦そう!
味はまさに見た目通りで、浅煎りの方が酸味が強くて苦みは薄く、深煎りの方が酸味がなくて苦みが強いそうです。
こうして聞くと、たった一つの銘柄があれば、焙煎のレベルを変えたり挽き方を変えたりするだけで、いろんな味が楽しめるってことですよね。
深いなあ!!
ペアリング
最後はペアリングといって、相性のいいお菓子を教えていただきました。
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香り高いケニアにはフルーティなアップルパイを。
どっしり苦いダッチマンズには、味がしっかりしたスイートポテトを。
ナッツのような香りを持つブラジルにはクッキーを。
どれも本当においしくて、満足感でいっぱいでした!!
たった90分でコーヒーの違いがわかるように
90分ほどのコーヒースクールは、楽しくてあっという間。
お土産に好きな銘柄のコーヒーを持たせてくれました。
私はダッチマンズにしました。
タリーズのみなさん、楽しい時間をありがとうございました!
説明はわかりやすく、教え方は丁寧で、おまけにサービス満点で!!
第1回も第3回も、また絶対行きますね!!!
スクールの案内はタリーズのホームページや店内のインフォメーションで確認することができます。
みなさんも是非一度行ってみてください!
コーヒーをもっと好きになりますよ♪
ついでに、最近私がハマっている美味しいコーヒーは星降り珈琲(ほしふりコーヒー)さんです。
是非一度飲んでみてください!