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このSAKE、上/戸/彩の味

『Hot-Dog Press』(講談社)の日本酒特集や、『もっと好きになる 日本酒選びの教科書』(ナツメ社)でご一緒させていただいた四谷三丁目の人気店「animism bar 鎮守の森」店主・竹口敏樹さん。複数のSAKEをブレンドし、その味わいを芸能人にたとえるエピソードは、当時のブログでも4コマ漫画にさせていただいておりました。

日本人にしかわからない、日本人だからこそわかる超ハイコンテクストな表現ではありますが、これもひとつの匠のワザ。
聞いただけではよくわからないのに、飲むと「なるほど」と思わされてしまうのだから不思議です。

そんな匠が存在する一方で、多くのSAKEの味わいの表現はどうしても似たり寄ったりになってしまいがち。
個性を説明するために酒造の歴史や製法などのエピソードをプラスするのもよいですが、果たしてそれはアメリカの人々には効果的なのか──?
これについては次回、お話させていただきます。

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Saki Kimura / Sake Journalist
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