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【Webライターの戦い方】『ダメ』と言うのは勇気がいるが成長の機会[#047]

いらっしゃいませ!

50代のライター生活へようこそ!マスターのサケサカです。

あなたは、人に『ダメ』を言うのは得意ですか?

この質問に『ハイ』と答えられる人は少ないかもしれません。

頼まれたことを断ったり、誰かの作業に指摘をしたりするコトは、誰しもがこわいし勇気がいるモノです。

しかし、実はこの『ダメ』を出すという行動は、自身のものすごい成長につながります。

特に、Webライターとして活動する限り、『ダメ』を出さなければならない場面にも遭遇するはずです。

・勇気がなくて断れない
・『自分なんて』と思って人に『ダメ』と言えない

そんな葛藤を抱える方は、ぜひ最後までお付き合いください。

無茶振りしてくるクライアント

Webライターとして活動していれば、無茶振りをしてくるクライアントに出会った経験の1つや2つはあるでしょう。

・予定外に納期を早くするよう頼まれる
・契約外の部分まで仕事を頼まれる
・提出した後で『やっぱりこうして』と言われる

全部が全部クライアントのせいとは言いませんが、こうした後出しジャンケンのような要求をしてくるクライアントというのは、実は少なくありません。

こんな時、つい『ダメ』と断る勇気がなくて、なし崩しに『わかりました』と答えてしまうコトもあるでしょう。

しかし、1つのプロジェクトに対して契約として働くWebライターは、副業であろうがフリーランスであろうが、はたまた個人事業主であろうが起業者であろうが、クライアントとは対等の事業主です。

『契約』に際して『約束』というのは、あまりにも重く、それを違える(たがえる)というコトはビジネス上非常に好ましくないモノなのは間違いありません。

安易に〆切を破るライターが信用されないのも、当然といえば当然の話し。

そしてこれは、クライアントとしても同様です。

あらかじめ互いに取り決めた約束を違えるのは、互いのビジネス上ほめられた話ではありませんし、それは重大な契約違反になってしまいます。

だから、本来そういった願いに対しては断固『約束(契約)と違う』といって突っぱねるか、引き受けるのであれば追加料金なりを請求するのが正しい対処法です。

しかし、今後の付き合いも考えて『まぁ、このくらいならいいか』と、引き受けてしまうコトも少なくないでしょう。

ただしその場合でも、『プロのWebライター』として今後も仕事をしていく以上、こわいと思っても『今回は引き受けますが、次回以降同様のコトがあれば別途追加料金をお願いします』などとしっかり伝えなければなりません。

これを『なぁなぁ』にしてしまうと、これ以降も同様の事態を甘んじて受け入れなければならず、それで困るのはあなた自身です。

約束にない願いには『ダメ』を伝える。

もしくは、追加料金を提示して引き受けるのがプロフェッショナルな仕事人の役割です。

※もちろん、互いの関係性もありますから、必ずしもビジネスライクだけを推奨するわけではありません。

『ダメ』出しが必要な場合

クライアントからの無茶振りには、先方がわかっていながら『そのまま引き受けてくれたらラッキー』と思っている場合と、それとは別に本人にはまるで悪気のない場合があります。

例えば、1本の記事を頼まれた場合、当初頼まれた記事を納品した後に、『追加料金を払うので、やっぱりこういう内容も合わせて書いて欲しい』と言われたと考えてみてください。

一見すると追加料金も払ってもらえるし、あなた自身の実入りも増えるのでラッキー……とは、一概に言えません。

もちろん、それがその記事をより良くするために必要な内容であれば、喜んで追加仕事を受けるのも良いでしょう。

しかし、もしあなたが指示された内容が、記事のターゲットや想定されるペルソナに対する答えとして、余分な内容だったとしたらどうしますか?

WebライターとしてSEOやライティングを少しでも勉強した方ならおわかりかと思いますが、Webの記事は何から何まですべてを書けばいいというわけではありません。

時には情報をセレクトして、KWやテーマからして必要最低限の内容を書くことのほうが重要で、かえって情報混乱を招く余計な内容というのもあるものです。

クライアントがそうしたWebライティングの何たるかをわかっておらず、あなたのほうがプロのライターとしてその問題を指摘できる立場にいる場合、あなたが取るべきなのはどういう対応でしょう?

言われるまま追加料金をもらって記事を書く。

これも、『クライアントの要望に応えるのがプロのライター』という観点に立ってみれば、必ずしも間違いだとは言い切りませんが、やはりその記事なりメディアをよくしようという意思があるのであれば、やはり疑問点をしっかりとクライアントに説明する必要があるのではないでしょうか?

もちろん、それを説明した上でなお、クライアントが追加を望むのであれば、それを引き受けることはやぶさかではありません。

しかし、ある意味『よりよい答え』を知っている状態で、それをクライアントの選択肢にのせずただ追加料金だけ受け取るというのは、真にプロのライターとして取るべき態度ではないのではないでしょうか?

プライドを持ってクライアントの利益となる記事を書く。

そのためには時には勇気を持って『ダメ』を出す。

それが、本当の意味でのプロのライターだと私は信じます。

そのほうが結果的にクライアントとの信頼関係も築け、最終的にあなたの成長と利益につながっていくのではないでしょうか?

人の記事へのフィードバック

『ダメ』を出す機会として、人の書いた記事への『ダメ出し』というケースもあります。

これはライターディレクションの立場に立ってみるといくらでも機会があり、日々私も実感しているのですが、人の記事に『ダメ出し』するというのは、相当な心理的葛藤があるものです。

とはいえ、よりよい記事やメディアを作ろうと思えば、どうしても記事クオリティを上げるためには『ダメ出し』をしなければならない場合もあり、特にそのライターに期待していればいるほど、そうしたいと思う時もあります。

しかし、日々誰かの記事を検収・添削して、『ダメ出し』や『評価』をするという作業は、心苦しい作業であるのと同時に、ものすごく私自身の成長に役立ってくれていると感じています。

誰かの書いた記事を客観的に評価するのは、時に自分自身で記事を書くよりも大きな成長につながるのです。

そしてそれを的確な言葉で相手にフィードバックする。

これは、なにより自分の言語化能力を大きく向上させます。

機会があればライターチームやオンラインサロンなどの仲間同士で、互いの記事を添削しあうコトは、どんなに多くの本を読んだりテキストで勉強したりするよりも、遥かにたくさんの学びがあるのです。

もちろん依頼された記事の場合は守秘義務もあるため、それをそのまま見せるわけにはいきませんが、ブログ記事などを互いにフィードバックし合うのは、ライタースキル向上のためにぜひおすすめしたい勉強方法でもあります。

そうした場を得られたら、ぜひお試しあれ!

きっと、想像以上の成果と成長の実感が得られますよ。

では、また明日!

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