Webライター案件での文字単価の考え方[#010]
いらっしゃいませ!
50代のライター生活へようこそ!マスターのサケサカです。
Webライターの案件は、1文字1円からがまっとうな価格で、それ以下はごくデビュー初期の頃以外はやる必要がありません。
こんな話はよく聞くとは思いますが、では1円ならなんでもいいのか?
そんな疑問も沸いてくると思います。
今日はそんな「Webライター案件の文字単価」について考えてみましょう。
Webライターの作業内容
イチから記事を書くと考えた時、記事作成にかかわるすべての工程を改めて考えてみましょう。
1.KW選定
2.記事テーマ考案
3.リサーチ
4.構成作成
5.執筆
6.校正・検閲
7.修正作業
8.投稿(WordPress等)
9.画像選定・挿入
10.公開
単純に1文字1円とはいっても、上記1~10のうちどこまで担当するかで、その工数が大きく変わり、割りのいい・悪いというのも分かれてきます。
ちなみに、単価が割りがあう・あわないという話は、リサーチにどれだけ時間がかかるかという面もあるのですが、そこまで言及すると話が終わらなくなるので、そこに関してはスタンドFMの音声配信などでもご確認ください。
一言でいえば、自身の知見が深い案件であればあまりリサーチも必要ないでしょうから、同じ単価の案件であってもよく知らない案件よりはリサーチと執筆にかける時間も少なく済むでしょう。
一般的に1文字1円で妥当な担当作業は、5の執筆(それに伴うリサーチは込み)と7の修正作業だけではないでしょうか。
それ以上に4校正作成や、8投稿、9画像選定まで行う場合、私個人としては1文字1円では割りが合わないと考えています。
これは純粋に、「記事の本文を書く」という作業の報酬額が、最低1文字1円と考えているからです。
そこに8投稿や4構成作成を行うのであれば、それぞれ+0.5円の報酬をもらうなど、作業工数に対しての報酬額が発生して当たり前です。
9画像選定・挿入に関しても、1画像あたり500円など設定されている案件もありますしね。
Webライター単価の相場観
そうしたことを踏まえて考えてみると、Webライター単価の相場観はおおむね次のとおりではないでしょうか。
・1文字1円:純粋に本文執筆のみの案件
初心者ライターの出発点
・1文字1.5円:構成込みの執筆、もしくは執筆+WordPress投稿
・1文字2円:構成から執筆、WordPress投稿まで一通り担当
・1文字3円:KWのみ与えられSEOを意識したテーマ設定、
および構成から執筆、WordPress投稿まで一通り担当
・1文字3円以上:KW選定ができる
クオリティ次第で天井はない
ライターとしての力量や記事のクオリティ次第で単価が上がるのは間違いありません。
しかし、1文字2円までは担当できる作業工数が多ければ、順当に単価をあげていけるのではないかと思います。
極端に安い案件の話
ここで、書いていない1円未満の案件についてお話ししましょう。
正直いってある程度まともなWebライティングやマーケティングがわかっているクライアントであれば、ここで紹介したような相場観は理解しているはずです。
だというのに1円未満の案件では、安いにも関わらず記事執筆だけでなく、構成作成から投稿まで任されるケースがよくあります。
これは、クライアントが相場観をわかっていないか、もしくはわかっていながら初心者ライターの足元を見て発注しているかです。
つまり、素人クライアントか、クオリティを求めない記事を安く大量に集めたいと思っているクライアントだということですね。
こうしたクライアントのすべてが悪いとはいいませんが、Webライターで稼ぐ上ではあまり長いこと付き合う必要のないクライアントだといえるでしょう。
特に初心者Webライターが多く集まるクラウドソーシングでは、1文字1円未満の案件があふれていますので、悪辣(あくらつ)な案件に引っかからないよう気をつけてくださいね。
クラウドソーシングのそうした現状については、以下のブログにもまとめて書いてありますので、よかったらご参考にしてください。
それではまた明日!
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