
Webライターはクライアントとどう付き合うべきか?[#035]
いらっしゃいませ!
50代のライター生活へようこそ!マスターのサケサカです。
副業であろうと専業であろうと、Webライターはれっきとしたビジネスであり、ビジネスである以上クライアントがいなければ成立しません。
そこで今回は、Webライターのライティングスキルなどは一旦忘れて、クライアントとうまく付き合うためのビジネスマインドについてお話していきます。
どうもクライアントとうまく付き合えないというライターさんは、どうぞご注目ください。
クライアントとライターは対等
クライアントの種類には、いわゆるサイト運営者側のクライアントと、仲立ちをするディレクションの立場の2種類の人がいるということは、以前にもご説明しました。
ライティングにフィードバックをもらうという観点に立って考えた場合、両者の違いは大きな違いとなります。
しかし、ことクライアントワーク、つまり「お金のやり取りをしてビジネスを円滑に行なう」ということに関しては、実はどちらも大した違いはありません。
つまり、クライアントというのはあなたにとって【お客さん】ではあるのは間違いありませんが、別に相手の方が【上の立場】にいるというわけではないんです。
特にデビュー初期はクライアントに対して、『こんな初心者ライターにも仕事をくれるなんてありがたい』なんて思うことがあるかもしれません。
もちろん、ライターの飯の種となる仕事をくれるクライアントはありがたい存在ですが、だからといって『クライアントが上で、ライターが下』なんてことは絶対にないんです。
これは、Twitterの投稿や色々な場所での各々の発信・発言を見ていても、双方ともに勘違いした人がいるのは残念な点ですね。
クライアントもライターも、あるいはディレクターもそれぞれのポジションを担当してビジネスを行っているだけで、そこに上も下もないのです。
まずはこのコトを理解していないと、クライアントワークの際にやたらとへりくだった発言をしてしまったり、自由に質問ができないなどの空気が生まれてしまいます。
『仕事をさせていただいてる』などと変にへりくだる必要はないし、『仕事してやってる』なんて思うことも間違いです。
メディア運営者、ディレクター、ライター。
それぞれがそれぞれのポジションでできるコトを精一杯行い、最終的にクライアントが求める結果を生み出すことによって、クライアントはお金を払うという、ただそれだけでしかありません。
お金を払う人が一番えらいわけではなく、あくまでビジネスを行なう上でのパートが違うだけですし、そのためのセクションをそれぞれ『人』が担当しているというコトです。
社会人としてのビジネスマナーを持とう
それぞれを『人』が担当している。
この考え方は、ネットという相手の顔が見えにくい世界でビジネスをする上では、非常に大切な考え方になります。
ビジネスとして誰かと接する時、必要になるのはビジネスマナーですが、その前に必要となるのは、やはり『人としての互いの敬意』ではないでしょうか。
大抵の場合『相手と顔を合わさず、チャットなどのテキストのやり取りだけでビジネスが完結する』のは、Webライターに限らずネットビジネスの魅力です。
しかし、そこには相手がいて、その相手は人間です。
どれだけ規定を満たしていたとしても、気持ちを満足させるコトができなければ、円滑なビジネスはできないのではないでしょうか。
在宅ワークで人と合わないビジネスだとしても、最低限のビジネスマナーは必要ですし、なにより人として相手に敬意を持つ言動が求められます。
もしもあなたが『クライアントと気持ちよく取引ができない』と感じたとしたら、まずは自身のふるまいを省みてみるのも良いでしょう。
【ネットビジネスでも守りたいビジネスマナー】
・〆切を守る
・遅れそうな場合は連絡する
・分からないコトがあれば事前に質問・相談する
・メールやチャットではていねいな言葉遣いで敬意を表す
・指摘は真摯に受け止める
・できる限り相手に手間を掛けさせないよう気を使う
・外(SNSなど)クライアントの悪口・うわさ話をしない
・感謝の気持を伝える
・連絡はなるべく早く返す
・急に連絡を途絶えさせない
・責任を持って仕事をする
どれもこれも当たり前の話です。
しかし、こうしたコトがきちんとできていない人は、案外にいるものです。
ネット文章だからといってぶっきらぼうに情報だけを羅列してあったら?
自分の都合だけで要求が書いてあったら?
こうしたことは、そのメッセージを自分が受け取る側になったと仮定してみれば、不快な気持ちになることがイメージできるはずです。
このようなふるまいを自分はとっていないか?
改めて自分の書いたメールやチャットの文章を読み返して、自身のふるまいを振り返ってみましょう。
もちろん、クライアント側がこうした人物な場合もありますが、その場合はそんなクライアントとの付き合いは、とっとと終わりにしてしまえばいいだけです。
相手の気持ちを先読みして行動する
社会人として最低限のビジネスマナーを身に着け、さらに互いに人として敬意を持って付き合う。
Webライターで円満に稼ぎ続けるためには、こうしたクライアントワークの基本はおさえておくべきです。
その上で、さらに『できるライター』としてクライアントに気に入ってもらうためには、なにより『相手の気持ちを先読みして行動する』というマインドも必要になります。
相手が質問をしてくる前に、その質問を予測して答えを用意しておく。
相手が気づかなかった部分を先読みして、新たな提案を上げる。
こうした行動は、できるライターとしてよりクライアントから重宝されるためにも大切です。
こうした『相手の気持ちを先読みして行動できる』ということは、それがまさに『読者の気持ちを先読みした文章がかける』という、1つの証左になっているとは考えられませんか?
相手の気持をおもんばかって行動するというのは、相手に思いやりを持って接するというコトです。
つまり、『Webライティングとは相手に思いやりを持って情報を提供する』というコトができるかもしれません。
『自分が』という都合や主張ではなく、『相手は』という視点に立って考えられる人こそ、Webライターというクライアントワークをやりこなし、その上でいい記事が書けるようになるのではないでしょうか?
相手の立場に立って考えられるWebライター。
そんな素敵なライターを、私も目指していきたいと思っています。
では、また明日!
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