まだ実績のないWebライターが仕事を取るためにやるべき5つのこと[#022]
いらっしゃいませ!
50代のライター生活へようこそ!マスターのサケサカです。
前回の投稿では、まだ実績のないWebライターが『クラウドソーシングで仕事を取る』をテーマに、提案文に書くべき7つのことを紹介しました。
しかし、仕事を取っていくためにやるべきことは、提案文を書くことだけではありません。
そこで今回は、クラウドソーシングへの提案文を含めた『まだ実績のないWebライターがやるべきこと』をテーマに、仕事獲得のためのコツを5選ご紹介します。
ぜひともご参考にしていただき、仕事の幅を広げてください。
提案文をブラッシュアップする
前回の記事でも書きましたが、クラウドソーシングで仕事を受注する場合、提案文をしっかりと作り込むことが求められます。
提案文というのは、「自分というWebライターを売り込むためのセールスレター(記事)」です。
記事を書くことが仕事のWebライターですから、提案文の良し悪しで判断される比率が、他のクリエイターより高いのはおわかりでしょう。
クライアントに届く記事(提案文)が書けるということは、読者に届く記事が書けるライターだと判断されるということです。
初心者ライターのうちはできるだけたくさんの記事を書き、できるだけたくさんの案件に応募する「量産戦略」が必要ですが、提案文を書くということは一挙両得の練習にもなります。
ただし、たくさんの案件に効率的に応募するためには、テンプレート化された提案文を作り込んでおくことが有効ですが、いつまでの同じテンプレートを使い続けていてはいけません。
提案文を送っても仕事の受注につながらなかった場合は、どこが悪かったのかを自分なりに分析し、ブラッシュアップする必要があります。
ポートフォリオを作る
まだ実績のないデビューしたてのWebライターにとって、クライアントに自分の文章を見てもらう機会は提案文ぐらいしかありません。
そういう意味でも提案文をしっかりと作り上げるのは大切ですが、Webライターとして活動していくためには、やはりちゃんとしたポートフォリオを作るのがおすすめです。
ポートフォリオとは自身の作品集ともいえる、過去の執筆記事(のURL)をまとめて掲載した実績集のこと。
とはいっても、デビューしたてのWebライターでは、クライアントに提示できる過去記事がないですよね。
そんな場合はブログを作るなどして、自身の書いた記事をまとめて掲載するメディアを自分で持ってしまいましょう。
Webライター案件の中にはWordPressでの投稿を求められる案件も多いため、将来のことを見据えた場合、やはりWordPressブログを作るのが一番いい選択肢です。
とはいっても、WordPressでブログを作るのはそれなりの手間と労力もかかりますし、Webライターデビュー直後にそこにリソースを取られるのは、あまり得策ともいえません。
そのため、立ち上げにほとんど労力のいらない無料ブログサービスを利用するのも1つの選択肢です。
そういった意味ではこのnoteをはじめてみるのもいいですね。
ただし、ブログを始める際は、最初からアフィリエイトなどのブログ収益は狙わないように。
Webライターとしての成長と、ブログ収益の両方を狙っていては力が分散してしまいます。
まずはWebライターとして稼げるようになることに集中するため、ブログはあくまでも「クライアントに自分の記事を見てもらうために書く」ということに集中してください。
あなたが受けたい案件のジャンル分、それに適合したサンプル記事を執筆し、雑多に並べておけば問題ありません。
通常、複数ジャンルを扱う雑記ブログは稼げないといわれますが、最初から収益を狙わずに作るブログであれば、そんなことを気にする必要もないため、自分の狙うジャンルの記事を思うがまま書けばいいのです。
戦場を広げる
デビュー当初は大抵のWebライターが、クラウドソーシングを使っているコトと思います。
その代表格が「クラウドワークス」と「ランサーズ」の2大クラウドソーシングです。
しかし、これらは初心者にとってはとっつきやすい受注先ではあるものの、「稼ぐ」という観点からみるとあまり得策ではない部分もあります。
同じクラウドソーシングでも別のサービスを試してみるとか、求人サイトなどで探してみる。
または、自分の気になるメディア(サイト)へ直接営業をかけるなど、より積極的なアプローチをすることは、あなたの活躍の場を広げてくれます。
ここでは、私がおすすめする2つのサイトをご紹介しておきますので、ランサーズやクラウドワークスでは思うように収入が上がらないと悩んだ時には、一度試してみてください。
どちらもランサーズやクラウドワークスほどの案件数があるわけではありませんが、比較的単価も高い(大体1円~)案件が多く、ライター側にはシステム手数料などがかからないといったメリットもあります。
IndeedやWantedlyの場合、アルバイトなどを斡旋するサイトと同様のサービスと考えたほうがわかりやすく、多くの案件では直接クライアントとZoom面談などを行なってから受注にいたる場合がほとんどです。
その分、あまりにも低単価で悪質な案件をほとんど見かけない(クライアントはほとんど企業)というのも、大きな特徴となっています。
タナボタを徹底的に狙う
デビュー当初はクオリティの高い記事を書くというのも、なかなか難しい話です。
最初のうちはやはり量産戦略で目につく案件すべてに応募したり、ひたすらテスト案件を受けてみたりというのは、やはり役に立ちます。
自身のブログを作って記事を書くのも、ポートフォリオとして役立つというのと同時に、数稽古のいい練習にもなるのです。
そうして徹底的に行動していると、まれに予期せぬ幸運のように、仕事が舞い込んでくることもあります。
いわゆる「タナボタ状態」ですね。
とはいえこのタナボタは、誰のもとにも訪れるものではありません。
やはり動いた数に比例して、ボタ餅を拾える確率も変わってくるのです。
こうした一見したら遠回りに見えるようなコトでも、少しずつ行動することでチャンスの可能性を引き寄せます。
仕事が取れないと悩む前に、無駄に思えることでも1つひとつ積み上げることで、チャンスをつかむ可能性は高まっていくのです。
マインドブロックを外す
初心者ライターが陥りがちな落とし穴として、「自信がなくて動けない」というモノがあります。
こうしたマインドブロックが心のなかにあることで、チャンスをつかむ可能性を大きく阻害しているのです。
最初から自信がある人なんて、ごく一部の人をのぞけばほとんどいませんし、特別な経験値やスキルを最初から持っている人だって、ごくまれにしかいません。
経験やスキルはやってみなければついてきませんし、やった結果「できた」という経験を積むことで、それが自信になるのです。
自信がないから動けないというマインドブロックを外し、まずは小さくてもいいから一歩を踏み出すこと。
そしてそれを少しずつ少しずつやり続けること。
それでしか物事は進んでいかないのです。
こわいのは誰でも一緒。
そこを思い切って飛び込んで、ぜひ価値あるスタートを切ってみてください。
では、また明日!
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