Webライティングは誰かに熱く語るがごとく!想いを伝える構成力[#057]
いらっしゃいませ!
50代のライター生活へようこそ!マスターのサケサカです。
私はよく「構成」と「本文執筆」を分けて考える(作業する)コトが大切だと語っています。
これは「構成」と「執筆」では考え方そのものが違い、使う脳みそも違うと考えているからです。
では、実際にはそれぞれどういうふうに考えて作業すればよいのか?
今日はそんなお話です。
書く前に話す事ができるか?
Webライター初心者が担当する単価の安い記事では、構成に関してはクライアント側ですでに作成されている場合も少なくないでしょう。
余談ですが、1文字1円以下の単価で構成から担当するような案件は、相場的にも安すぎると思いますので、ご注意くださいね。
そうした構成作成済みの記事でも、何を書いたら良いのか分からないといったライターさんは、まずは言葉で話してみるコトをおすすめします。
そもそも知らないジャンルの記事であれば、他サイトなどのリサーチによる情報収集は欠かせません。
そうしてあれこれと調べた情報を元にして、章タイトル(目次)に書いてある内容、つまり疑問に対して言葉で答えてみてください。
書くコトに慣れていない人は、まずしゃべるコトで情報を整理してみれば良いのです。
逆にいえば、そこでしゃべるコトができなければ、その問題に対して自分が理解していないというコトですから、まだまだリサーチなり整理なりが足りていません。
誰かに問いかけられて、それに関して口頭で答える。
これがまさに、目次で提示された疑問に対しての答えを本文に書いていくという作業そのものですので、自分で構成を作る場合は自問自答を繰り返していくという作業をするわけです。
好きを伝える時の話し方
誰か(読者)に何かを伝えようと考えたら、そこに想いが乗っていなければ、響く文章にはならないと私は考えています。
もちろんWebライターの仕事の中には、情報をまとめて羅列してほしいという案件もあるでしょう。
しかし、多くの場合「記事を書く」というのは、作者の想いを文字に乗せるコトだと思います。
注)クライアントの意向を無視して、ライター個人の独りよがりな想いを伝えるコトと同義ではありません。
そう考えると、記事を書くためにはある程度の「勢い」も必要です。
私が常々「記事を書く」時には最後まで一気に書ききるコトが重要と言っているのも、こうした要因も含んでいます。
しゃべるコトによって整理したり、箇条書きでまとめたりした情報を元にライティングしていくわけですが、それを情報の羅列ではなく生きた文章にするためには、勢いと想いが大切というわけですね。
例えばあなたが好きな「何か」を誰か他の人にも好きになってもらいたいと考えた時、どうやって伝えていますか?
そういう時は大抵『好きなものを好き』と、熱く語っているのでは無いでしょうか?
そしてまた、好きなものを好きと熱く語るコトができれば、相手もその「何か」に興味を持ってくれます。
これが「相手に伝わる文章」の基本であり、しゃべった言葉を文章にまとめるだけです。
もちろんWebライターが読者にすすめる「何か」は、必ずしも自分が好きなものでは無いかもしれません。
しかし、リサーチによって「何か」の良さを自分なりに探し、それを読者に「想い」をのせて伝えるコトができれば、いい記事の1つの条件をクリアしています。
まずは理屈は脇に置き、熱く語るがごとく想いをのせた文章を書くコト。
それがライティングのスタートです。
Webライティングの構成
想いをのせて勢いで書くのが本文の書き方ですが、それに対して構成はまったく別の思考法が必要です。
構成作成は勢いだけで書けるものではありません。
まずはタイトル(またはキーワード)があり、それに対しての読者が求める答えを想像します。
さらにその答えに対して「なぜ?」と問いかけたり、「他には?」と問いかけたりして、読者の顕在ニーズと潜在ニーズを探っていきます。
こうした作業を自問自答しながら、そこで出てきた細かい疑問を章タイトルの形でまとめていき、最終的に目次が作られるのです。
いわゆるPREP法などの型を利用したり、三段論法で論理帰結を狙ったり、極めて論理的思考の組み合わせが構成作成の考え方で、読者の疑問を1つずつつぶしていくという考え方で作っていきます。
熱く語るがごとく勢いで書く本文のライティングと、なぜ?なぜ?の繰り返しで論理思考を積み上げていく構成作成。
まるっきり違う思考法が必要なこの2つを、別々に作業したほうが良いというのがお分かりいただけたでしょうか?
好きなコトを誰かに熱く語るようなライティングと、その想いを伝えるための論理的な構成力。
この2つを併せ持ってはじめて、いっぱしのWebライターとして活動するコトができます。
何を書いたらいいのか分からないという初心者ライターさんも、まずは徹底的にリサーチを繰り返してそのジャンルについての理解を深め、それを誰かにすすめると考えてみてください。
その上で、どう伝えれば相手に興味を持ってもらえるか。
これを考えるコトができれば、きっといい記事が書けるようになるはずです。
では、また明日!
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