「唎酒師」なんて
酒販店や飲食店に偉そう(!?)に飾ってある 「唎酒師」 の認定証書
ほとんどが、日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)という民間団体が認定している「唎酒師」だと思います。
https://kikisake-shi.jp/pamphlet/
結論を書きます
SSI「唎酒師」なんて、受講すれば誰でも認定されます。
「唎酒師」が、唎酒能力がないとは言いませんが、能力がない人でも認定されるのが「唎酒師」です。
業界内の人間にとっては常識
合格後には、会の入会と年会費が義務付けられます。
資格取得と資格の継続は、お金次第
FBOでは合格者に対して当協会の入会を義務付けております。各資格試験合格後は、下記の費用と提出書類が必要となります。 合格後のお手続き ・合格後諸費用 (入会金:19,000円 年会費(公認・認定資格年度登録費含む):15,900円 認定登録料:25,000円) ・ご提出書類「入会申請書兼口座振替依頼書」(必須)
https://kikisake-shi.jp/faq/
本当にきき酒能力がある人しか合格しないのは、独立行政法人 酒類総合研究所が認定している「清酒専門評価者」です。
2007年から認定が始まって、認定者はたった140名(2021年1月現在)
認定者のほとんどは、国もしくは各都道府県の研究機関の先生方、清酒メーカーの技術者です。一般の人でも受講できますが、受講までのハードルも高いです。
聞いた噂ですが、全国きき酒選手権大会で優勝(準優勝?)した程の能力ある人も受験しましたが不合格になったとか(最終的に、再試験で合格したようですが)
本当にきき酒能力があることを証明したい方は、受講してみてください。