2024.1.7:志の輔らくごinPARCO2024 R列下手
今回の席はauPAYエンタメの優先販売で購入しました。
チケットは佐川急便で配達。公演日の1週間位前に発送されるので、ちょっとどきどきである。そして貴重品シールを貼られて届いたのに、封筒の中にはチケットが一枚ひらりと入っているという…せめてチケット封筒に入れて欲しい気が(;・∀・)
今日は開演ぎりぎりに入ってくるお客さん待ちが多かったなあ。多分…週末の渋谷の歩みの進まなさ具合を知らなかったのではと思われる。週末の志の輔らくごはお早めに渋谷に向かいましょうと思うなど。
重複している枕はざっくりと…。
さて、長唄のいい声からスタートです「四日目!!」
会場ざわめく、笑うなどしていると、志の輔さん登場。
みなさん、今日は三日目です。四日目ではありません。わざと長唄の庭村(ていそん)さんに四日目!と言って貰っています。
去年から導入し始めたシステムです。
こう初日というと、客席の方が緊張してて、あなたがたが落語やるんじゃないんですよ!って言おうかと思うくらい緊張されてるので、いっそ初日は辞めよう!ということになって、初日は二日目といって、初日はやったことにして、二日目は三日目、三日目は四日目とずらしていって、どこまでずらしていこうかと…千穐楽に「初日!」と言おうかと考えています。
初日からずっとお願いしていますが、わがふるさと富山、そして能登が地震で被災しております。いつもなら正月3日には、富山在住の芸人を集めて新春の会をやっています。今年はこれも中止となりました。皆さんの拍手で富山や石川に元気を貰えたらと思います。ここ東京から遠いですが、気を送らせていただければと、一日も早い復興を願って拍手をいただけたらと思います。
前のPARCO劇場から今のPARCO劇場になってからは高貴な雰囲気が漂っていて、落語なんて一番ふさわしくない芸能がここでやっています。
じゃあなんでここでやっているのかっていうと分からないんですがねえ。
52年前の話をしながら、18の時の志の輔さんがいつかこの舞台に関わるだろうと思ったという話を私は前のPARCO劇場が終わる時に色々な人と一緒に舞台に上がった時に、この話をしました。
本当なんですよ、あの頃漠然と思ったことが、今叶っていて、落語家も42年、ともすれば50年、半世紀にも渡って落語をやるなんて思ってもいませんでした。
落語家は定年がありません。ここまでで辞めるとか決めて辞める人は凄く少ないです。
もうどうしてもやる気力がなくなったとか、体の状態が思わしくなくて辞めていく人はいますが、大体が喋りながら死んでいきます。
落語家はそういうものなんだと思っています。
私が明治大学に入って落語研究会に入った時は学生運動も下火になっていた時期でしたが、学校には行けませんでした。
行ってもロックアウトされていて入れなかったんです。だから進級は毎年3月のレポート提出だけでした。
1.2.3年とレポートで進級していました。そのレポートも友達に書いてもらっていました。
毎日寮と落研の往復でした。
そして私は寄席に行っては小話のメモを取って…嫌な客だったでしょうねえ…いくら田舎者でも一番前の席じゃやりませんよ、後ろの方の隅の席で、こんな小話を聴いたと言ってはメモをして、家で浚ってから翌日落研にいって、昨日寄席に行ってさあ~なんてやってました。
授業がないから学費払わないんでしょうって聴かれるんだけど、学費は払ってました。
卒業証書を貰うために学費払っているようなものだったので、親に申し訳ないなあと思いました。
50年っていうと、ああそうって感じでしょうけど半世紀って凄いですよ。
半世紀生きて来ているんですよ…(略)
■送迎会(小豆色の羽織と着物(羽織紐:緑)・緑色の袴)
スライドを見ながら見落としチェック…昨日のに追加して
マイルトセブン(紙パック)
ピース(缶入り煙草)
電車についていたボックス型の灰皿
電車の切符切り
今一番売れているのがふるさと納税の本らしいですな。50万種類のふるさと納税の返礼品が載っていて、それを見て知らない街だけど返礼品がいいから納税しようとか。
みなさんふるさと納税のことを簡単に30分くらいで説明できますか?
私も勉強したのでこういうことなのかなとは思っているんですが、不思議なシステムですよねえ~(ふるさと納税の説明)
日本人の不思議なところでねえ、返礼品っていうのがあるんですよ。別に納税で貰ったきりでもいいのに、わざわざ納税してくれたからお礼をって返礼するところが日本人らしい。
これがアメリカだったら返しませんよ、貰ったきりですよ、多分ね(笑)今日だって、お金を払ってくれから、お礼に落語をやるんですよ…は、冗談といたしましてもね。不思議な仕組みですなあ。
飛騨のおっちゃんは微妙ですよねえ…微妙だなあ…どうなんだろうって首をかしげる志の輔さん…
志の輔さんが新湊の返礼品だったらじゃんじゃん納税しまっせと思っている奴がここにいる…。
■モモリン
昨日(1/6)は市長が読む手紙でもももすもももかきのうちってなんだー!違うだろう!
違いましたっけーというやりとり…でしたが、今日は「もももすももももものうちってなんだー!」になってました。
★豪華ハイタッチのコーナー★
テレフォンカードは初日も2日目も沢山いらしたので、ごめんなさいねー。
それにテレフォンカードは前に通信障害があった時に渋谷で若者がテレカ持って、公衆電話に並んでいたのをみて、今の若者もテレカを持っているんだと思ったので、一応現役という事で…二つ折りの携帯も昨日もいらして、家にあるんだとご自慢されていたので、私言ってやったんですよ「私はまだ使ってます」ということでこちらも却下。
「太陽の塔の写真!」の方がくまモンとハイタッチ&ハグ 志の輔さんと握手して志の輔さんの手を両手で握りしめて離さず、志の輔さん困るというのを眺めておりました(笑)
そして明日からは「写真はなしにしよう!」という話に(笑)
~仲入り~
くまモンは熊本県立劇場で独演会をやる時に、お弟子が一席をやった後に、私が一席やる前に座布団をひっくり返して新しい面をだす高座返しをして貰ってます。
会場から拍手喝采を受けて、お弟子の空気を一掃していきます。
色々な映像を見ることがあるんですが、くまモンがパリのシャンゼリゼ通りを歩いていると、仕込みでもなんでもなくパリジェンヌがくまモンを囲んで写真を撮ったり、触ったりハグしたりするんだそうです。
そういう動物でもないものを愛でるのは日本だけかと思っていましたが、くまモンならどこの世界に行っても通用するんじゃないかと思います。
今日か、明日が成人式なんですな。成人式というと1月15日のような気がする。成人式は1月15日だという、そういう時代に生まれてきたんですな。
だから国がなんかの都合で前にくっつけたりするのがなんか気持ち悪い気がしています。
つくづく子供は国の宝だと思いますなあ。
だんだん成人式をやる子供がどんどん減っていて、それなのに落語家になる人口は増えている。
もう十年もするとみんな落語家になっていて、観客がいないかもしれない。
■しじみ売り(黒紋付の羽織と長着)
おや…昨日は百両に刻印があることを語るのはぼうずだった…💦どこで、回収するのかと思ったら、次郎吉「きっと刻印があったんだろうなあ…」と、だからそういう金だったってことなんだろうと…ぼうずに3両渡す時に語っていた…。
七つにしてはあまりにも苦労し過ぎで、面白くない話が大人びすぎていて怖かったので、次郎吉が推測して話す方がほっとする。
義賊と言われた次郎吉が、あああの3年前かと呟く表情に吸い込まれる。
===カーテンコール===
初日は2時間40分、昨日は2時間45分、今日は2時間50分…毎日5分づつ伸びています。
なにが悪かったんでしょうかねえ…ハイタッチの時間かなあ…。
★お酒呑んでみた★
今日はおトイレダッシュに行きやすい席だったので、アルコール摂取してみました。
辰年サワー 熊本の芋焼酎”房の露”にドラゴンフルーツピューレ、枇杷シロップ、ブルーキュラソー、レモン果汁というサワーです。
芋焼酎の芋の香りがとってもよくて、お酒感を感じる美味しいお酒でしたー♪
そして終わってから、だから熊本の焼酎なのねえと思うのであった。
機会があったら、この芋焼酎買いたいなー♥
★本日のお席★
さてさて、本日の席はR席下手(サイドブロック)でした。
見晴らしは勾配が急なので見やすい…問題さえなければ見やすい。
本日の問題は前の席のニット帽をかぶったお姉さん。開演迄には取って欲しいなあと思っていたのですが、開演前になって彼女がやったのは帽子をかぶり直すという…ニット帽ってどんなに深く被ってもどんどんずれてきて、頭と帽子に空間ができるんですよねえ…。
そしてそのお姉さん、途中から体動かしまくって、私の視界の志の輔さんが半分になること数回。前のめりになるものだから三味線見えぬ…と非常にうざかったよ(;・∀・)
昔の私なら席蹴ってたな。