2024.7.28 立川志の輔 真夏の大忠臣蔵 4日目
今回は土日でチケットを確保した #立川志の輔 #真夏の大忠臣蔵
開場から15分後から、#松永鉄九郎 社中の皆様による長唄三味線の生演奏が始まっているという豪華!
志の輔さんによる、少しでもお客様に歌舞伎の雰囲気を味わって欲しいという演出だったのだそう。
東京ではPARCOと本多劇場が私の本拠地。
本多劇場は私を育ててくれた場所でもあります。
いろいろなことをやりましたなあ。歌・朗読・ダンス・週刊誌を積み上げて、その記事に突っ込みをいれていくとか。
赤坂のTBSシアターで1300人位入るいいホールがあって、そこで今日とは違う形で忠臣蔵を扱っていました。今はハリーポッターに取られてしまって…まあ魔法にはかないませんわな(笑)と、昨日同様魔法にかなわないという志の輔さん。
演劇が好きな私としては、堀尾さんに関わっていただいて、こんな嬉しいことはない。
板書きで、間にしのすけとかほりとか書き込んで著作権侵害をしております。
最初の文字も堀尾さんが、筆で一発で書いてくれました。
横にある似顔絵は似てませんが、似ていないところがいいのかもしれません。
仲入りの時には、落語の話は厳禁です。
あれさーあの終わり方はなかったよねーという発言があった場合には、今日の公演が中止になる場合もあります!
あの場面が好きなんだよねーとか今回の公演の中ではいくつものお芝居の場面が見れるお得な設定(笑)
忠臣蔵はかっこいい!講談の忠臣蔵かっこいいじゃない!でも落語はオチがあるからかっこよくないんですよ!でも落語の忠臣蔵が欲しかったので、作りました!
辞世の句が変わっていましたが…アンケートの結果なんでしょうか(;・∀・)
私はノーマルバージョンの方が好きですが。
~仲入り~
髭鎌を見るのに、そのためだけに新幹線に乗って、宿泊費を払って行ったんですよー!って志の輔さん力説していたけれど、あのーそれこっち側の人間通常行為だから、志の輔さんの落語公演のためだけに移動してますけどーわかってるのかなーって思ったりなんだり。
それにしても…志の輔さんが空に向けて柏手を打つだけで、そこに神棚が見える。
志の輔さんが彼方を指さして、「そうちょうどあなたのところ」と言ったところに花道が見える。
ただの普通の劇場が歌舞伎を演る場所に変わる。
落語でもない、芝居でもない、まるでその人がいるかのような錯覚を感じる。
私の目の前にいるのは誰なんだろうと思うと同時に心をわしづかみにされるような強い感情を感じる。
土曜日の志の輔さんも凄かった。
土曜日にも増して志の輔さんの凄みが増していく。
どこまで行ってしまうんだろう…そんなことを思いながら、かたずを飲んで見守るだけ。
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終われば、枕の時よりも柔らかな表情となり、微笑みながら、あれこれと話足りなかったことをほろほろと話し出す志の輔さん。
これで終わりです。特に何か話すことがあるわけではないです。すぐに立てないので、こうしているわけです。
去年牡丹灯籠が100回で終わって、本多劇場の支配人が言わなければいいのに、今年100回目を迎えますよというので、じゃあ一区切りということで、牡丹灯籠は終わらせて、今年はこういう感じにしましたが、来年もこうなるとはわかりません。
終わってすぐに来年の話かよと思われるかもしれませんが。
今年は6日しか取れず、6日もなのか6日しかなのかわかりませんが。
最初は3日刻みでやろうと思ったんですが、2日毎で良かったかもしれませんな。鍛え方が足りないのか2日ごとの公演がちょうどいい感じですわなと。昔は3日間昼夜公演して、なんていうのも平気だったんですがね。
2日やって1日休みがちょうどいいですな。
来年また忠臣蔵かもしれませんが、ここでまた命尽きる限り100回公演もあるかもしれません。
(いや、それでも十分驚愕の体力ですけれども!!と思うのだけど。)
ここの地下にステージドアというバーがあって、松田優作さんもやってきていた場所で、そこだけは残して欲しかったですなあ…。
事務所のスタッフが毎日、申し訳ありません。席は完売なんですって対応していたのに、どうしてでしょうなあ。1列目の真ん中に空席があるのは…。
なにかご事情があったんでしょうなあ。来れなかった人に幸があることを祈ってます。
また来年も1月5日からPARCO劇場での1か月公演を行うので、来てくださいねーという宣言をして去る志の輔さんでした…。
そしてまた、舞台の前まで出てきてお辞儀をして去っていくのでした。あれだけの演目を全力で演じきって、疲れているでしょうに、あれもこれもとお話をしてくれようとする志の輔さん好きだなあ(毎回言うぞ)
~鎌髭~