神様に寿命はあるのでしょうか?
火の神:火之迦具土神(ヒノカグツチ)
日本神話の世界では数多くの神様が登場しますが、
イザナギとイザナミ(キリスト教で言うアダムとイブ的な存在?)の子供として火之迦具土神が生まれます。
日本神話の中では珍しく普通に出産で生まれる神様ですが、生まれる際に火の神様ゆえに母イザナミの身体を焼き焦がしてしまい、それが元でイザナミは亡くなってしまいます。夫のイザナギは妻が亡くなったことに怒って子供である火之迦具土神を殺してしまいます。
神様は寿命で亡くなりますか?
上記のように神話上では神様同士で殺したり殺されたりするのですが、
現在の神社ではどちらも神社に祀られていて区別はありません。
では殺されたりしなかった神様は現在も生きているのでしょうか?
それとも寿命でなくなったりしているのでしょうか?
答えは「寿命がある」だと思います。
寿命がある理由
徳川家康や菅原道真などの実在神がいて、生存中に神格化されるケースがある。つまり神様になった後亡くなるので寿命はある。
神社の参道は神様の通り道なので、神話上での生死を問わず神様は現在も実在している
では日本神話で生きている神様は現在死んでいますか?
→死んだという神話などでの記述がない以上、今も生きている考えるのが妥当?
つまり寿命はあるけど日本神話で神格化された時に生きてればたぶん今も生きている!
神様の世界では生死はあまり重要ではない概念だと思います。