子供には一番重要なことを無視する勇気がある
1992年12月29日に
『データック ドラゴンボールZ 激闘天下一武道会』(1992 FC)
が発売されたため、
『データック ドラゴンボールZ 激闘天下一武道会』
が30周年になりました。
「データックは、バーコードで戦う、
新しいファミコンゲーム・システム」で、
ファミリーコンピュータのカセット差込口に挿して使い、
バーコードを読み取ることができました。
データック本体は単体では使用することができず、
ミニカセットをセットすることで
ゲームをプレイするようになっていました。
『データック ドラゴンボールZ 激闘天下一武道会』は、
データック本体と
「ドラゴンボールZ 激闘天下一武道会」のミニカセットと
カードのセットなので、
購入すればすぐにゲームを楽しむことができます。
そのため
『データック ドラゴンボールZ 激闘天下一武道会』さえ持っていれば、
あとはデータック専用のソフトを購入すれば、
バーコードを使ったゲームを楽しめるかというと、
微妙なタイトルがありました。
『データック クレヨンしんちゃん“オラとポイポイ”』(1992 FC)は、
「ミニカセットだけで遊ぶもので、カードを使用し」ない、
データックにとって一番重要なバーコード要素を
無視してしまった商品なのです。
あえていえば、
『データック クレヨンしんちゃん“オラとポイポイ”』は
『クレヨンしんちゃん“オラとポイポイ”』(1993 FC)
の廉価カセットという位置づけの商品なので、
コンプリートを目指しているのでなければ、
しんちゃんの勇気を見習って、
存在自体を無視してレトロゲームライフをお過ごしください。
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