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最初の一歩がオンリーな存在になるのは難しい
9月12日は宇宙の日。
1992年9月12日に
毛利衛さんがスペースシャトルで宇宙に飛び立ったので、
9月12日が宇宙の日になっています。
一方、
2002年9月12日には『鉄騎』(2000 Xbox)が発売されているため、
『鉄騎』が20周年になっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1662957441287-S6FnC8qMDF.jpg?width=1200)
『鉄騎』といえば、
ボタンやレバーがたくさんついている
巨大な「鉄騎コントローラ」を使ったゲームとして有名でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1662957454445-Eq7tcUFAae.jpg?width=1200)
テレビゲームにおいて、
画面の中の表現がリアルになっていく一方、
操作方法については付属のコントローラで対応できるように
カスタマイズされるのが普通なので、
リアルに存在する自動車のハンドルや電車のマスコンが
専用コントローラ化されるのは当然として、
リアルには存在しない二足歩行ロボット用のコントローラが作られるのは、
かなり異例な出来事でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1662957466145-5ThnDXuqbL.jpg?width=1200)
それゆえに
「鉄騎コントローラ」を他のタイトルで応用することは難しく、
オンラインゲームとして生まれ変わった
『鉄騎大戦』(2004 Xbox)を除けば特に何の展開もなく、
残念ながら他社を含めて「鉄騎コントローラ」に対応するゲームが
登場することはありませんでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1662957477210-CXTZNDMAyw.jpg?width=1200)
「鉄騎コントローラ」はリアルさを面倒臭い操作で対応することこそが
面白さの源泉だったはずですが、
Xbox360になり、
ジェスチャーと音声で操作するKINECTが発売されると、
KINECTとコントローラを使う操作を実現した
『重鉄騎』(2012 Xbox360)が登場し、
違った意味で面倒な方向に突き進んだところで
『鉄騎』の歴史が止まっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1662957489184-HO5q5RDlMf.jpg?width=1200)
1990年に
当時TBSに所属していた秋山豊寛さんが
ソビエト連邦のソユーズで宇宙に行っているため、
毛利衛さんは日本人2人目の宇宙飛行士のはずなのに、
毛利衛さんにあやかって「宇宙の日」が作られ、
『鉄騎』ではなく続編のはずの『鉄騎大戦』のみが
「ONLY ON XBOX」の称号を得ていることから、
最初の一歩が特別な存在になることの難しさを
まざまざと実感させられてしまうのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1662957500087-PyJeDM8svn.jpg?width=1200)