タイトルの最後にCDと付く奴は大体セガ絡み
6月3日にセガがメガドライブミニ2の発売を発表しました。
メガドライブミニとは、
かつてセガが発売したゲーム機・メガドライブのミニチュアバージョンで、
メガドライブのゲームが多数入っている商品でした。
メガドライブミニ2は、
メガドライブ2のミニチュアバージョンで、
今度はメガドライブのゲーム以外に、
メガCDのゲームも収録されることが発表されています。
最初に発表されたラインナップを見てみると、
メガCDのタイトルの中に
『ソニック・ザ・ヘッジホッグCD』(1993 MDCD)と
『シャイニング・フォースCD』(1994 MDCD)
がありました。
ゲームのタイトルにゲーム機由来の名称が付けられる事例は
過去からいろいろあり、
ファミリーコンピュータでは「ファミリー」、
スーパーファミコンでは「スーパー」
が付けられたゲームが多かったのですが、
メガCDでそれにあたるのは「CD」でした。
実際にメガCDのタイトルを調べてみると、
「CD」で終わるタイトルは、
『プロ野球スーパーリーグCD』(1992 MDCD)、
『ファイナルファイトCD』(1993 MDCD)、
『江川卓のスーパーリーグCD』(1993 MDCD)、
『ソニック・ザ・ヘッジホッグCD』(1993 MDCD)、
『F1サーカスCD』(1994 MDCD)、
『シャイニング・フォースCD』(1994 MDCD)、
『エコー・ザ・ドルフィンCD』(1995 MDCD)
の7タイトルがありました。
他のゲーム機向けに発売されているタイトルの続編という位置づけなのが、
『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』(1992 MD)に対する
『ソニック・ザ・ヘッジホッグCD』(1993 MDCD)。
同様の事例として、
『プロ野球スーパーリーグ'91』(1991 MD)に対する
『プロ野球スーパーリーグCD』(1992 MDCD)と
『江川卓のスーパーリーグCD』(1993 MDCD)
が挙げられます。
『シャイニング・フォースCD』(1994 MDCD)も
『シャイニング・フォース 神々の遺産』(1992 MD)
の続編という位置づけなのですが、
ゲームギア向けに発売された
『シャイニング・フォース外伝 遠征・邪神の国へ』(1992 GG)と
『シャイニング・フォース外伝Ⅱ 邪神の覚醒』(1993 GG)
が収録されているという、
ちょっと紛らわしいタイトルでした。
他機種で展開されているシリーズの移植に該当するのが、
『ファイナルファイトCD』(1993 MDCD)と
『エコー・ザ・ドルフィンCD』(1995 MDCD)。
若干扱いが難しいのですが、
日本物産の『F1サーカスCD』(1994 MDCD)
も一応は他機種で展開されているシリーズの移植
と言えなくもないかもしれません。
というわけで、
タイトルの最後にCDと付く場合は、
メガCDの場合が多いのですが、
当然ながら
『R-TYPE COMPLETE CD』(1991 PCESCD)
のような例外もあります。
あと、
「ぷよぷよ」がセガ版権だからと言って、
『ぷよぷよCD』(1994 PCESCD)
のメガドライブミニ2入りを期待するのはやめましょう。