デーモンは世を忍ぶ仮の大魔王になっていた

１１月１０日はデーモン閣下の誕生日。

デーモン閣下は
紀元前９８０３８年１１月１０日に産まれたことになっているため、
１０００６０才になったことになります。

今では「デーモン閣下」という名前が当たり前に浸透していますが、
かつての名前は「デーモン小暮」で、
『聖飢魔Ⅱ 悪魔の逆襲!』（1986 FC）で
ファミコンデビューしています。

聖飢魔Ⅱは「１９８５年９月、
戦慄の地球デビューを果たした超ヘビーメタルバンド」なので、
地球デビューから１年３ヶ月ちょっとで
ファミコンデビューしたことになります。

芸能人ゲームと言えば２週間くらい前に
『たけしの挑戦状』（1986 FC）が発売されているのですが、
『たけしの挑戦状』では
ビートたけしさんを操作することができなかったので、
「デーモン小暮」さんはファミコン初のファンが操作できる
親しみやすい芸能人だったのです。

「デーモン小暮」時代の「デーモン閣下」はその後、
『G・O・D 目覚めよと呼ぶ声が聴こえ』（1996 SFC）で音楽監督を担当。

その後、
『桃太郎道中記』（1997 SS）で
「ボンビー大魔王」にまで上り詰めました。

世を忍ぶ仮の姿が祟ってか、
『G・O・D 目覚めよと呼ぶ声が聴こえ』のリメイクにあたる
『ジー・オー・ディーピュア』（1998 PS）では
「デーモン閣下」が関わっているかどうかを確認できないくらいに
ピュアなパッケージになってしまったのがとにかく残念なのですが、
本物の世紀末を無事に乗り越え、
新世紀になると「デーモン小暮閣下」に名を変え、
現在では「デーモン閣下」として活躍しているので、
端数を切り捨てると相変わらず１０万才の
「デーモン閣下」の今後の活躍を期待しています。