「アクのシューティング」は決して物議を醸さない

２００１年９月１１日にアメリカ合衆国で同時多発テロが発生し、
２００２年１月２９日の一般教書演説でブッシュ大統領が
「悪の枢軸」発言をしたことが物議を醸しました。

「悪の枢軸」とは、
大量破壊兵器を開発もしくは保持し、
テロ組織を支援していると見られる国のことを表しています。

この同時多発テロからさかのぼること９年。

１９９２年９月１１日に
『アクロバットミッション』（1992 SFC）が発売されたため、
『アクロバットミッション』が３０周年になりました。

とはいえ、
『アクロバットミッション』は
１９９１年にアーケード向けに発表されたタイトルの移植なので、
厳密にはスーパーファミコン版『アクロバットミッション』だけが
３０周年ということになります。

この『アクロバットミッション』は、
「ミスになるのは敵の弾だけ」で、
自機が敵や障害物に当たっても弾かれるだけでミスにならないという、
独特な特徴を持つ縦スクロールシューティングゲームでした。

１９９２年９月１１日には
『アクスレイ』（1992 SFC）も発売されていたため、
『アクスレイ』も３０周年になっています。

コナミのシューティングゲームと言えば、
アーケードゲームからの移植や有名なアーケードタイトルの関連作品
というパターンが多い中では珍しく、
スーパーファミコン向けに開発された
オリジナルのシューティングゲームでした。

１９９２年９月１１日には何の因果か
タイトルの頭に「アク」と付く２つのシューティングゲームが
発売されているため、
まとめて「アクのシューティング」と読んで覚えましょう。

「アクのシューティング」の
『アクスレイ』と『アクロバットミッション』は
何ら物議を醸す内容ではないので、
「謎に包まれた闇の帝国」や「謎の機械惑星」こそが
「悪の枢軸」だと決めつけて、
徹底的にやっつけてやりましょう。