バイノーラル収録するとタイトルにFXと付くらしい
10月8日はFXの日。
1998年10月8日に外為法の改正によって
個人が直接外国為替(FX)を取引できるようになり、
ひまわり証券が日本初の個人投資家向けのFXサービスを始めたことから、
10月8日がFXの日になっています。
FXといえば昔からゲームで遊んでいる人からすると、
PC-FXのことを想像するのがもはや当たり前で、
『卒業ⅡFX』(1994 PCFX)や
『アニメフリークFX Vol.1』(1995 PCFX)など、
多くのPC-FX専用ソフトにはタイトルに「FX」と入っていました。
しかし、
PC-FXよりも前に「FX」を使ったゲームソフトがあり、
メガCD向けに発売された
『サンダーストームFX』(1992 MCD)と
『ロードブラスターFX』(1992 MCD)には、
タイトルにしっかりと「FX」と入っていました。
『サンダーストームFX』の取扱説明書を確認すると、
新鋭戦闘ヘリの名称が「LX-3FX」というように、
原作とは微妙に異なり、
「FX」の名が付けられているのですが、
これが「FX」の意味だと考えると
『ロードブラスターFX』の「FX」が何なのかさっぱりわかりません。
『サンダーストームFX』と『ロードブラスターFX』といえば、
原作が「LDゲーム」という共通点があるのですが、
2つのタイトルの間に発売された
『タイムギャル』(1992 MCD)には「FX」が付いていないため、
「LDゲーム」ゆえの「FX」というわけではなさそうです。
データイーストかタイトーかという点は無視するとして、
『サンダーストームFX』『タイムギャル』『ロードブラスターFX』
の取扱説明書を比較した際に
『サンダーストームFX』『ロードブラスターFX』にあって
『タイムギャル』にない要素と言えば
「バイノーラル収録」くらいしかないので、
「バイノーラル収録」をしてこそ「FX」だと思っていただくのが、
現在考えられる答えのように思われます。
だからといって、
ゲームに詳しい人に
「FXって、バイノーラル収録のことですよね?」と尋ねたとしても、
何も言えなくて…、
と困惑してしまうことでしょうから、
このことは心の中にしまっておいてください。
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