子供の方が太陽と上手に付き合っていた
6月27日は日照権の日。
1972年6月27日に
違法建築の建物によって日照が奪われた問題で
最高裁の判決が出たことから、
この日が日照権の日になっています。
家を建てるにしても借りるにしても、
それなりに優先事項になりそうな日照。
そして、
ボクらにとってはゲームで遊ぶ上でも、
日照が大事な時期がありました。
『ボクらの太陽』(2003 GBA)
は太陽の光を使用するゲーム。
業界初の太陽センサー搭載カートリッジを採用していました。
『ボクらの太陽』には続編があり、
『続ボクらの太陽 太陽少年ジャンゴ』(2004 GBA)と
『新ボクらの太陽 逆襲のサバタ』(2005 GBA)
が発売されています。
どちらのタイトルも太陽光を必要とするゲームであることは変わらなく、
太陽と上手に付き合わないといけないタイトルでもありました。
具体的な時間の指定はないモノの、
「一定時間以上、一定値以上の太陽光を太陽センサーが感知すると、
太陽中がオーバーヒート」してしまうため、
プレイヤー自らが制御する必要がありました。
「部屋の中でも、窓辺であれば太陽の光は届いてい」るため、
日差しの強い日は日照条件のいい家に住んでいると、
快適にゲームを楽しめるのでした。
『ボクらの太陽 Django &Sabata』(2006 NDS)
では太陽光が必ずしも必要ではなくなりました。
『ボクらの太陽 Django &Sabata』は、
『ボクらの太陽』、
『続ボクらの太陽 太陽少年ジャンゴ』、
『新ボクらの太陽 逆襲のサバタ』
を利用することで、
太陽センサーの機能を使ったプレイができるようになっているため、
太陽とうまく付き合いたい人のみが太陽と付き合うようになりました。
あの頃は子供であっても、
太陽と上手に付き合ってゲームを楽しむことが出来ていたのです。
電力の安定供給を実現できない太陽光パネルを無理やり広げて、
賦課金ビジネスで大儲けして
社会に迷惑を掛ける大人たちはさっさと反省して、
もうちょっと真面目にベースロード電源の確保に動いてくれませんかね。
ちなみに太陽センサーには太陽電池の機能はないので、
太陽センサーが効かないときは
素直に電池を交換しましょう。