人にはそれぞれ別々の最後のバイブルが存在する
1992年12月25日に
『女神転生外伝 ラストバイブル』(1992 GB)が発売されたため、
『女神転生外伝 ラストバイブル』が30周年になりました。
『女神転生外伝 ラストバイブル』は
「真・女神転生」シリーズの「外伝」として発売され、
続編の『女神転生外伝 ラストバイブルⅡ』(1993 GB)が
1993年に発売されています。
1994年にはゲームギア向けに
『女神転生外伝 ラストバイブル』(1994 GG)が移植されました。
ここまではシリーズ展開としてわかりやすかったのですが、
1995年3月には、
同一ハードでの継承を意味する
ゲームボーイでは『アナザ・バイブル』(1995 GB)、
タイトルのナンバリングの展開を意味する
スーパーファミコンの『ラストバイブルⅢ』(1995 SFC)、
「女神転生外伝」というタイトルの新展開を意味する
ゲームギアの『女神転生外伝 ラストバイブルスペシャル』(1995 GG)が、
それぞれ続編に見えるタイトルとして登場したため、
どれがシリーズの最終作という意味の
「ラスト」な「バイブル」になったかは、
判断が付きにくくなっています。
更に、
ゲームボーイカラーのヒットによって、
1999年3月に『女神転生外伝 ラストバイブル』(1999 GBC)、
1999年4月に『女神転生外伝 ラストバイブルⅡ』(1999 GBC)
が発売され、
復刻ゲーム機ブームの最中に発売された
『ゲームギアミクロ レッド』(2020)には
『女神転生外伝 ラストバイブル』と
『女神転生外伝 ラストバイブルスペシャル』が収録されているので、
コレクターの方々においては、
いわゆるバージョン違いではなく、
発売順における「ラスト」な「バイブル」として、
記憶にとどめておきましょう。