あの無敵の消防士は実はゾンビだった
11月9日は119番の日。
消防の緊急通報用電話番号が「119番」であることから、
11月9日が119番の日になっています。
消防をテーマにしたゲームと言えば、
『ザ・ファイヤーメン』(1994 SFC)が有名です。
『ザ・ファイヤーメン』の舞台は
「文明が進んだと言っても今より少しだけ人の生活が楽になった」
「西暦2010年」「冬」の「ニューヨーク」。
「ホースを武器に消防士になって炎とたたか」い、
「せまりくる炎を消して逃げおくれた人々を助ける」
アクションゲームでした。
プレイヤーは「ピート=グレイ」になって、
相方の「ダニエル=マクリーン」と共に火災と戦っていきます。
この際、
ノンプレイヤーキャラクターの「ダニエル」には
「ライフがなく、決して死ぬことはありません」。
それゆえに、
「ダニエルは無敵なので、彼を立てにして進んでいく」ことが
メーカー的にも推奨されていて、
このことは非人道的ゆえに、
人権委員会に訴えられてもしょうがないところですが、
実のところ彼らは「ゾンビ」ゆえに問題なかったのです。
『ザ・ファイヤーメン2 ピート&ダニー』(1995 PS)
では2人プレイが可能になり、
ゲームオーバーになった方は操作不能になって、
生きているキャラクターについていくことになるのですが、
このときの扱いが「ゾンビキャラ」なのです。
『ザ・ファイヤーメン2 ピート&ダニー』の舞台は
「2012年12月24日」の「ニューヨーク」ゆえに、
『ザ・ファイヤーメン』から1年ちょっとしか経過していません。
「ピート=グレイ」が42才で
「ダニエル=マクリーン」が32才と
彼らはまだまだ若いはずなのに、
一気に老けてしまったように見えるのも、
二人が「ゾンビ」だとすれば妙に納得できてしまいます。