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「ファミスタ」初のプロ野球ゲーム
1992年7月30日に
『ファミスタ2』(1992 GB)が発売されたため、
『ファミスタ2』は30周年になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1659161623709-Xb2by27uB6.jpg?width=1200)
『ファミスタ』(1990 GB)ではなく
『ファミスタ2』の30周年を祝うのは
中途半端に感じるかもしれませんけど、
実のところ『ファミスタ』と『ファミスタ2』の間には
越えられない壁が存在しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1659161638338-r3fX2nqRJX.jpg?width=1200)
『ファミスタ』はファミスタシリーズ初のゲームボーイ向けタイトルで、
パッケージには
初代『プロ野球ファミリースタジアム』(1986 FC)
と同じメインビジュアルが使用されていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1659161655222-zpSiNAWXTy.jpg?width=1200)
『プロ野球ファミリースタジアム』は、
「プロ野球」の権利を取っていない「プロ野球」ゲームなので、
ゲームに登場する球団や選手は
「実在の球団・選手とは何ら関係はありません」でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1659161670136-WbVTfUmdQi.jpg?width=1200)
その流れがあるため、
『ファミスタ』も
「ゲーム中の球団・球場・選手等はすべてフィクションであり、
実在の球団・球場・選手とは関係ありません」でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1659161681715-u7gRA29NTR.jpg?width=1200)
それに対して『ファミスタ2』は
『プロ野球ファミリースタジアム'88年度版』(1988 FC)
と同じメインビジュアルが使用されていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1659161699912-Th5mIlFMRy.jpg?width=1200)
『プロ野球ファミリースタジアム'88年度版』もまた、
「プロ野球」の権利を取っていない「プロ野球」ゲームだったのですが、
『ファミスタ2』はこの流れを裏切り、
「全球団全選手が実名で登場」しているゲームでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1659161713623-OTGRRcTQFB.jpg?width=1200)
「このゲームはプロ野球12球団から
チーム名、選手名などの使用許諾を得ています」
と堂々と書かれているため、
『ファミスタ2』はファミスタ初の
「プロ野球ゲーム」を名乗れる存在になり、
ついに「プロ野球ゲーム」としての「ファミスタ」が
30周年になったのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1659161729914-rpL7nM9JGx.jpg?width=1200)
ちなみにファミコンのファミスタでは、
1992年12月22日に発売された
『ファミスタ'93』(1992 FC)が初の
「実名選手が登場のNo.1プロ野球ゲーム」だったので、
『ファミスタ2』よりも後発になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1659161752252-AxqqmSsTaO.jpg?width=1200)
しかし、
1992年3月27日発売の『スーパーファミスタ』(1992 SFC)
が既にプロ野球の使用許諾を得ていたため、
残念ながら『ファミスタ2』は
ファミスタシリーズ全般では初のプロ野球公認ゲームではないので
ファミスタシリーズは「プロ野球公認ゲーム」としては
すでに30周年になっていたと言えます。
![](https://assets.st-note.com/img/1659161800625-LDrzQDdbQF.jpg?width=1200)