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在庫だってプレゼントにすれば立派なリサイクル

10月20日はリサイクルの日。

「ひとまわり(10)、ふたまわり(20)」の語呂合わせから、
日本リサイクルネットワーク会議が1990年に
10月20日をリサイクルの日に制定しています。

リサイクルと言えば、
不要になったモノを再度利用することで、
ゲームの開発においては、
過去のタイトルの続編を出したり、
システムやストーリーを踏襲することも、
広義の意味でリサイクルと言えなくもなさそうです。

アーケードゲームとして登場した「飛龍の拳」は、
家庭用ゲーム機向けに『飛龍の拳 奥義の書』(1987 FC)
でブランドのリサイクルが始まりました。

ハードのスペック的にもシステム的にも、
どこまで「飛龍の拳」をリサイクルできていたかは謎なのですが、
その後も『飛龍の拳Ⅱ ドラゴンの翼』(1988 FC)、
飛龍の拳Ⅲ 五人の龍戦士』(1990 FC)
とシリーズが続いています。

そして、
2000年にはゲームボーイカラー専用ソフトとして
飛龍の拳烈伝GB』(2000 GBC)が登場。

飛龍の拳烈伝GB』は明確に
システム面では『飛龍の拳外伝』(1990 GB)をリサイクルしていました。

しかし、
飛龍の拳烈伝GB』はハードが変わったとしても、
れっきとした「飛龍の拳Ⅲの続編」なので、
ブランド面や設定面では「外伝」よりも
「ナンバリング」への親和性の高かったのです。

なんせ、
飛龍の拳烈伝GB』の限定版にあたる「発売キャンペーンBOX」には
飛龍の拳Ⅲ 五人の龍戦士』がそのまま入っていたのですから。

飛龍の拳Ⅲ 五人の龍戦士』の大胆な在庫のリサイクルには
本当に驚かされたのですが、
あまりにもそのまますぎたため、
箱の中のスペースくらいはもう少し
何とか工夫をしてほしかったところです。

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