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電話を意識してファミコンで遊ぶ時代があった

12月16日は電話創業の日。
 
1890年12月16日に
東京市内と横浜市内の間で日本初の電話事業が開始されたことから、
12月16日が電話創業の日になっています。
 
電話を活用したゲームといえば、
中山美穂のトキメキハイスクール』(1987 FCDS)が有名で、
メインビジュアルで中山美穂さんが
電話の受話器と一緒に写っていました。

ゲーム中に、
「画面にコールナンバーが表示されるの」で、
「そのナンバーに電話」することで、
「美穂のメッセージを聴」くことができました。

翌年に発売された『リサの妖精伝説』(1988 FCDS)では、
メインビジュアルで立花理佐さんは
電話をしてくれそうな格好をしていませんでした。

それでも、
「ゲームの途中で、
アイテムを使うと電話番号を教えてくれるところがあ」り、
「そこへ電話すると、」「理佐ちゃんの声」で、
「いろんなヒントを」もらえました。

「電話は昭和63年8月20日(土)まで」なので、
今ではゲームを100%楽しめないのが本当に残念です。

中山美穂さんにしても、
立花理佐さんにしても、
単に録音された声を聴くことができただけで、
こちらから発信することはできなかったのですが、
電話でこちらから発信できるゲームが存在しました。

ベースボールファイター』(1991 FC)では、
「ゲーム中に達成した成績や記録を電話で
バップテレコンセンターに送信できる
テレコンシステムが内蔵されてい」て、
「テレコンイベントでの成績優秀者には豪華賞品」が
「プレゼント」されたようです。

「バップテレコンセンターに電話をし」たら、
「オペレーター」に「指名、年齢、電話番号を伝え」た上で、
「受信機とテレビのスピーカーをぴったりとくっつけて」、
「信号音」を流してデータを送信できたのです。

今ではゲーム機がネットに繋がっているのは当たり前のことですが、
かつては「電話」を意識してゲームで遊んでいた時代があったことを、
こんな日にこそ思い出してあげてください。

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