アラサーで癌になった話をつらつらと05
まさかの再入院!術後イレウス…
タイトル通り、手術後退院1週間で再入院しました…とほほ。
まず、前回のお話通り万全でない状態のままお腹を支え騙し騙し歩きながらの退院、というのも10日ほど入院していることに嫌気が差したのが本音。
退院後は実家で休み休み家事を手伝いながら過ごしていました。
食事も少しづつ普通食に戻し「良し大丈夫かな!」と思い、在宅で仕事に復帰したその初日。
お昼ご飯に何故か異常にお腹が空いたため、カレーをおかわりしたことは覚えています。その晩に、異常な腹痛で苦しみ「おかしいぞ」と。
当時はまだ「ご飯を食べれば元気になる」という思考回路だったため腹痛を我慢しながら無理やりおじやを食べようとしたが、無理。
何だこれ?????すごい便秘???のような痛み…。
自室にこもり腹痛と奮闘してたところどうもおかしい、と思ったら吐き気。
何度も吐いてしまったところで、親にお願いし病院へ連絡。
おそらく、術後の後遺症かもしれないとのことだったが家から手術をした病院は1時間半以上の距離だったため近くの県病院の救急外来へ連絡。
事情を説明し、母親の車で病院まで連れて行ってもらいました。
恐怖のイレウス管
緊急外来に入る前にまずはコロナの検査してから結果が出るまで車内待機。
大丈夫だろうということで、やっと病院内へ。
痛すぎて意識朦朧としながらもその時に対応してくれた研修医の先生がイケメンだったかとだけはしっかり記憶して入るものの、何がなんだか…。
とりあえず造影CTを撮り、苦しみながらも検査を待つ。
結果は記載の通り術後イレウスだと。
圧迫されている腸を処置するために鼻から管を入れますと…え???
「鼻から管を入れるからとにかく飲み込んで!!!」と。
看護師さんに押さえつけられイケメン先生から指示されるがまま、お腹は痛いし鼻も痛いし気持ち悪いし…とにかく管を飲み込み人生初のイレウス管装着完了。
管からは腸から出てきた液がどんどん溜まり、点滴と一緒にぶら下げるスタイル。
入れてすぐは喉に違和感があるし痰を飲み込めないしで何度も嗚咽していました。
辛すぎる。
新たな担当医N先生との出会い
緊急入院となったため、当初手術した病院にも当然連絡が入り元々その後の治療については今回入院することになった県病院へ転院する予定だったので、婦人科の先生にも診てもらうことに。
この時に担当医となるN先生と初対面。
「とりあえずそのイレウス治さないとどうしようもないね〜」と言われ、今回は一旦、内科へ入院となりました。
結局、入院してから3日ぐらいはブドウ糖で生活(点滴)し、イレウス管のお陰で腸の状態も戻り1週間かからずに退院できました。
術後の腸の働きが良くなかったか、もしくは癒着してる箇所があるかもしれないが、一旦は症状も治ったので特に手術はせずに退院できました。
体重は5キロ以上減りましたが。
再び腸閉塞とならないように、ゆっくり食べることと、消化に良い物を食べること、適度な運動をすることと指摘を受けましたので退院後は今までにないぐらいに注意して過ごしました。
大好きなラーメンも1ヶ月以上断ちました。
もう二度と、イレウスにはなりたくない!!!!と誓ったのですが、まさか約1年後に再発するという、この恐怖と一生付き合っていかねばならないみたいです。
今でもたまに怯えています。
さてさて、今回はここまで。
全く書き進めれていないけど次回はいざ抗がん剤治療始めたあたりを書けたらなと。