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二日酔いにならない飲み方を知ろう。
アルコール飲んでる時は会話も弾むし
料理もおいしく食べれるし
ちょっとほろ酔いになったりして
楽しくていいですよね!
でもお酒を飲んだ後で困るのは、
【二日酔い】
◆吐き気
◆頭痛
◆胸焼け
◆全身のだるさ
などではないでしょうか?
二日酔いはアルコールを分解した時にできる
「アセトアルデヒド」が肝臓で十分に
処理されないことが原因で起こる現象です。
ということは、上記のような不快な現象は
アセトアルデヒドを身体の中から
早く追い出せば解決します。
次に、お酒(アルコール)がどうやって
分解されるのかをお話しておきます。
アルコールは分解され、
アセトアルデヒドになります。
更に分解され酢酸に、
最後に水と二酸化炭素になります。
********************
アルコール
↓↓↓ ←アルコール脱水素酵素(ADH)
アセトアルデヒド
↓↓↓ ←アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)
酢 酸
↓↓↓ ←分解
水+二酸化炭素
********************
分解の過程では2つの酵素が関わっています。
その中でもアセトアルデヒドを分解する
ALDHの働きが弱いと二日酔いなどの
現象を引き起こしやすいのです。
そしてALDHの中にも、更に2種類あります。
1つめはアセトアルデヒドが低濃度の時に働き、
もう1つは高濃度の時に働き始めるものです。
この酵素は遺伝すると考えられています。
生まれつき酵素が欠けているか
働きが弱い人はお酒に弱いのです。
日本人の約4割はお酒に弱いといわれるのは
この酵素が無いか働きの弱さによるものです。
少し話が逸れますが、
昔の日本人はお酒に強かったと言われてます。
おそらく縄文人と弥生人という名前は
聞いたことありますよね?
縄文人はアセトアルデヒドを分解する酵素
『ALDH』の両方の型を持っていました。
弥生人はどちらかが無い、もしくは両方ない
そういう人種だったと言われてます。
(この話は別で詳しく書きます。)
二日酔いが起こる仕組みはわかった。
では、二日酔いを防ぐためにどうすればいいのか?
◆飲みすぎない
◆水分を多く摂る
◆食事と一緒に呑む
などがあげられます。
アルコール分解が早い人と遅い人では
早い人の方が二日酔いになりにくく
お酒に強い人が多いです。
「お酒に強い=量が飲める・二日酔いしにくい」
というコトですよね?
次に飲みすぎない為にも
自分の適量を知ることも大切です。
「適量」には個人差があります。
個人差の要因と考えられているのは
・男女差
・年齢差
・体格差
などがあげられます。
そして同じ人であっても、
その時の体調によって酔い方が違ったりするので
一概に適量はこれだけ!と言いにくい部分も。
一つの目安として
厚生労働省が“節度ある適度な飲酒”は
『純アルコールで1日約20g』
だとされています。
<酒類別・純アルコール20gを含む量>
◆ビール・中びん1本
◆日本酒・1合
◆焼酎・0.6合
◆ウイスキー・ダブル60ml
◆ワイン・約180ml
(アルコール度数によっても多少変動はあります。)
せっかく楽しく飲んでも
ひどい二日酔いになったりしたら
嫌な気分になりますよね。
自分の適量を守りながら楽しいお酒を
飲むようにしたいものですね。
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