日本酒のススメ
緊急事態宣言、一向に明ける気配がないですね。。。
飲食店の酒類提供自粛や営業時間短縮の影響で日本酒の消費量が減少しています。↓は農水省レポートからの引用。
令和2年については、新型コロナウイルス感染症拡大の影響等により、業務用の日本酒を中心に国内出荷量が対前年比▲10%と減少。特に、酒造好適米を多く使用する特定名称酒は対前年比▲14%と大幅に減少。
特定名称酒が14%マイナスだけど、酒米需要のレポートを見ると実際にはもっと減ってるのかもしれません。
https://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/soukatu/attach/pdf/mr-361.pdf
飲食店ばかりを対象にした政府の対策には全然納得できないけど、とは言え私にできるのは日本酒を飲むことくらい。。。
ということで、前置きが長くなりましたが、今日もスキなお酒を浴びるほど飲みたいと思います!!!
そして、今日は記念すべきnoteの初記事。何を書こうかな~と迷いましたが、私が日本酒にハマったきっかけを書いてみたいと思います。
私は大学を卒業後、某ワイン専門商社に入社をしました。そこでワインの魅力にハマり、以降10年ほどはずーーーっとワインばかり飲んできました。
ビールや他のお酒も大好きなのですが、飲んでいて本当に美味しいと感じ、心から幸せになれるのがワインでした。飲めば飲むほど奥深く、作り手、土壌、ブドウの品種によって大きく味を変えるワインは、まるで魔法のよう。当時の仕事は中々ブラックだったので1年ほどで辞めてしまいましたが(笑)、ワインは私の相棒のような存在になり、今でも大好きです。
そんな私が日本酒に出会ったのが、数年前。それまで「日本酒はまずいもの、オジサンの飲むもの」と思ってきました。今の仕事の関係で酒米関連の情報を調べる機会があり、そこで「萬乗酒造」という酒蔵がブルゴーニュでワインづくりをしていることを知りました。記事を読む中で「萬乗酒造」という酒蔵に興味を持ち、試しに買ってみたのが「醸し人九平次・別誂」。
※公式サイトより引用
開栓して、まずその香りの華やかさに驚きました。
「何このフルーティーな香り!?」
口に含んで、さらに驚きます。
「洋梨やメロンのような果実味、心地よい酸味、そしてなめらかな飲み口・・・これは、ワイン!?」
今でこそ、吟醸香の高いフルーティーな日本酒が多く存在することを知りましたが、当時の私はお米っぽい風味の日本酒しか飲んだことがなく、何で米からこんなお酒が出来るのか、不思議でなりませんでした。
「日本酒がこんなに美味しいなんて!!!」
そこから、九平次のファンになり、日本酒への興味が湧きました。
ちなみに「別誂」は公式サイトで以下のように紹介されています。
Collection
別誂(べつあつらえ)
使用品種 / 山田錦 精米歩合35%
720ml 1.8L
この品は、特別に造られた「誂え品」です。既製品ではありません。女性がドレスを仕立てるように、男性がスーツをあつらえるように、生地を選ぶ事から始まります。鏡の前で採寸し、仮縫へと、続くオートクチュールなのです。生地の質感と身体にフィットするその着心地は、香りと味に置き換えられます。お米の密度とエネルギーからくる、その上質感は皆様を非日常にお連れします。
どんなお酒か全然わかんないですよね(笑)。よくわからないですが、特別な想いを持って造られたことはだけは理解できました。
萬乗醸造や日本酒についてもっと知りたいと色々調べるうちに、ヒットしたのがコレ。
この番組、酒好きなら絶対観てください。めっちゃ面白い。勉強になる。
私も全話一気観しました。
このシリーズのvol3で「醸し人九平次」が紹介されています。
萬乗醸造の蔵元に会うなり石ちゃんは、
「・・・ラッセンじゃないんですね?」と一言。
それぐらい、芸術家っぽい風貌です(笑)。
「業界では”九平次”ではなく”クレイジー”て言われてます」と語る当主はし喋りもめちゃくちゃ面白い。
詳細はネタバレになるので書きませんが、昔ながらの製法にこだわっており、洗米作業なども手作業で実施しています。酸味を大切にした酒造りをしているので、どれもフルーティーでキリっとして飲みやすい。
日本酒の概念を変えるお酒、是非飲んでみてください!
日本酒を好きな人がもっともっと増えますように!
そんなことを祈りながら、今日もsakebitaliますっ🍶
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