寒い日は合法しゃぶしゃぶでキメよう
今、メルボルンは春だけど、まだまだ寒い。
火鍋が食べたいなぁと考えていると、思い出した。
うちの豪州人が連れてってくれたしゃぶしゃぶ屋のことを。
ググったら今も絶賛営業中とのことで、今日はそのしゃぶしゃぶ屋を紹介します。
たしかあれは
あれがいつかと言うと、オヤジリウムが流行った頃だった。
みんな夢中になってオヤジを育ててた時期が、あったじゃないですか。
オヤジたちが恋愛し、卵を産み、家庭を築き、繁殖していくあのゲーム。
たまごっち世代なので私ももちろん育ててたんですけど、まぁいろいろ寒くなり火鍋が食べたくなったわけですよ。
火鍋、フォグォ、ホットポット、中国の鍋、しゃぶしゃぶ。
ハロウィンやから言うけど、中国で中国人の友達と火鍋を食べにいきお任せで頼んでもらったら、レタスが添えられた標本のような脳みそが出てきて「中国だと思ったら異世界に転生していた俺はチート能力を手に入れ世界を無双する」の主人公になったのかと思った。(架空の作品です)
それくらい具材が多様でなんでも煮ればいいような鍋が火鍋だ。
I wanna eat hotpot
と、早速うちの豪州人(パートナー)に店選びを依頼した。
もちろん自分で調べられるけど、うちの豪州人の店選びセンスは非常に秀逸である。
人口の上位2%しか目をつけないような店をチョイスしてくれる、選ばれし者なのだ。
移民の多いメルボルン、ホットポット屋は星の数ほどある。
その中でうちの豪州人の目に留まったお店に私たちは向かった。
そこには、馴染みある光景が広がっていた
入店するやいなや目に飛び込んでくる光景。
こ…これは…
廻っている。
ぐるぐる廻っている。
皿に載せられた肉や野菜が、レーンを廻っている。
隣ではうちの豪州人が誇らしげな顔をしている。
さすが上位2%。すご~い日本のお寿司屋さんみた~い!と大よろこびしてみる私。褒めて伸ばすタイプだ。
驚くのはまだ早い。
なんとこちらの火鍋屋、約$30(2,500円)で食べ放題だというではないか。
物価の高いメルボルンでは破格。
うちの豪州人が、勝ち誇った顔をしている。
席に通されまずはスープを決める。
一人一鍋あり、好きなスープを選べるシステム。
私はチキン&マッシュルームスープをチョイス。ドリンクも頼んだ。
野菜と肉、魚介類をレーンから取りいざ開始。
私は前頭葉とかをグツグツ煮るより薄切り肉をしゃぶしゃぶしながら食べるのが好き。
羊をしゃぶしゃぶしていると、鍋の中に何かあることに気づいた。
あぁ、スープのチキン or マッシュルームかしら。
と、鍋から出してみたところ
こ…このマッシュルーム…この長さは…
マジックの方のマッシュルームではありませんか?
今どきの子は知らないかもしれないけど、その昔、不思議な効能がある長いきのこが合法とされていた時代があった。
それに酷似したものが、鍋から出てくる出てくる。
笑いが止まらない私。決してきのこの効能ではない。
この店、最高。
お皿が積み重なっていき、お腹が満たされてくる。
鍋から摘出した長い方のマッシュルームの本数が減ってるのを見ると、食べたのだろう。一切覚えてない。(きのこの効能ではない)
レーンをご覧ください。卵まで廻っています。
この国では高価なえのきもあった。
合法でここまで楽しめていいのだろうか?
FOF Rotary Hotpot
それがこの店の名前だ。場所はメルボルンのAbbotsford。
デートにもってこいではありませんか。
これから夏に向かうメルボルンもまだまだ寒い日が続くので、意中の相手をこの合法しゃぶしゃぶに誘いキメるのはいかがですか?
私みたいな人間はあなたに惚れること間違いなしやでぇ。