初めての人間ドック。バリウムおもしろすぎ
ミドサーになり、会社の健康診断が「人間ドック」に自動グレードアップしていたので受けました。
これまでの健康診断ではほぼ全ての結果がAでしたが、今回は精密検査を勧められる結果に…
皆さん、人間ドック受けましょう。
これまでの健康診断とその結果
大学生の時から年1回かかさず受けてきた健康診断。
大学生の時は、身体計測、血液検査、胸部X線、尿検査、視力測定、聴覚検査、心電図検査などのメニュー。(遠い記憶。違うかも)
社会人になってからは、それらに加えて子宮頸がん・乳がん検診の婦人科健診と、大学生の時より血液検査の内容が充実したものになっていました。
いかんせん転職経験が豊富なので、充実度は会社によって多少の差はありましたが、大体こんな感じで全て無料でした。
ピロリ菌検査が入っていたり、検便があったりしたことも。
(中小企業にいた時は血液検査も胸部X線も心電図も婦人科健診もなく、高校生の身体測定ですか?と思いましたが…)
私は割と細身なので、いつもBMIが低すぎる点と、中性脂肪やLDLが少なすぎる点でスコアが少し低くなっていましたが、それ以外は常にオールA!
健康だけが取り柄だと思っていました。
余談ですが、尿酸値がとても低いことがちょっと自慢です。
幼少期から北海道でイクラ・タラコ・白子・エビ・カニなどを大量に摂取してきたので、遺伝的にも耐性があるのかもしれません。
冬は実家でたくさんイクラを漬けて、毎朝イクラ丼を食べて登校するのが道産子ですよね?
人間ドックの内容
会社から年1回届く健康診断受診の案内が「人間ドック」にグレードアップしており、おっかなびっくり受診してきました。
内容は、上記の健康診断の内容に胃X線検査と腹部エコーが追加されたもの。
会社の健康保険でカバーされるため、全て無料でした。
胃X線検査(バリウム検査)は胃カメラに変更できると説明がありましたが、みんなが嫌がるバリウムを一度試してみたくて、バリウムをチョイス。
百聞は一見に如かず。なんでも経験してみたい派です。
受付で検査後に飲む下剤を2錠もらってから、人間ドッグスタートです。
今回はバリウムに内容を絞ってレポします。
※別の記事に書こうと思いますが、バリウムより胃カメラを選択すべきでした。結局胃カメラもやるハメになったので。
バリウム検査おもしろすぎ
なんだこの検査は。ゲップと笑いをこらえるのに必死でした。
まず、胃を膨らませるための発泡剤を飲みます。
発泡剤は小さい粒上のものをペットボトルのキャップ1、2杯分くらいの少量で、小さな紙コップに入った薄めたバリウムで一気に飲むように指示されました。
舌の奥の方に発泡剤を載せて、全てを流し込むように飲み込みます。
特に味はなく、飲み込んだ瞬間から胃から空気が昇ってくる~!という感覚。
続いて、巷で噂のバリウムの時間がやってきました。
ドロリとした真っ白なバリウムを牛乳瓶1本分くらい一気飲み。
飲むときに検査技師の方が
「それでは!せーの!ごく、ごく、ごく、ごく~♪」
と掛け声をかけてくれてくれましたが、それが明るく元気でハツラツとした感じで、急に歌のお兄さんを思い出し、笑いをこらえるのに必死でした。
ただでさえゲップを我慢しているのに、やめて…!
バリウム自体は無味無臭で、意外とすんなり飲めました。
バリウムを飲み干したら、検査台に立ち、検査台がウイーンと水平に動き、仰向けの状態になりました。
検査技師「それでは右に3回まわってください」
マワル…?
私は寝ているだけで台が勝手に動いたり回ってくれると思い込んでいたので、自分で回らなければいけないことに面喰いました。
どうやらバリウムを胃全体に行き渡らせるために回る必要があるようです。
機械が回るより自分が回った方が早いし安全なので、納得しました。
数秒戸惑っていると検査技師の方から
「右向きにぐるぐるぐる~♪です」
と声を掛けられ、笑いの限界でした。
自分でコロコロまわるのもシュールです。
その後、ゲップを我慢していたのに胃の空気が少し抜けてしまったらしく発泡剤を追加され辛くなりましたが、何度か体勢を変えたり、検査台が傾いたりして、検査終了。
もらった下剤を後で飲むように言われて、次の検査の案内をされました。
下剤のタイミングを間違える
出し切るまでがバリウム検査です。
ネットで調べた通り、バリウムを出しやすくするために検査後すぐに水を多めに飲み、残りの健康診断を受けました。
どうでもいいですが、バリウム検査後に体重測定があったのが地味にイヤでした。
バリウムは結構な重量があったし、その後たくさん水を飲んだので、1㎏くらい体重が増えた気がします(涙)
全てが終わり、着替えの際に下剤を2錠飲みました。
その後受付で終了報告をしているとき、少し離れた場所から、私を担当してくれた方とは違う検査技師の方がこう言っているのが聞こえました。
「下剤は家についてから飲んでくださいね。今飲むと帰りの電車でお腹痛くなっちゃいますから」
え???
私さっき飲みましたけど?????
「2錠飲んだら効きすぎちゃうかもしれないので、まずは1錠で様子を見て、出なかったらもう1錠足してください」
ええ????
私2錠飲んじゃいましたけど??????
帰りにショッピングをしていこうと思っていましたが、下剤の効きが怖くなり足早に帰宅しました。
電車に乗っている時もソワソワし、いつでも電車を飛び出してトイレに行けるように、席が空いていたのにドアの真横にずっと立っていました。
結果、道中では何も起きず、家についてしばらくしてから(下剤を飲んでから3,4時間後くらい?)にトイレに行きました。
バリウムがなかなかでなくてツライ、下剤が効きすぎてトイレの住人になる、などの声をネットで見ていましたが、そんなことはなく、ちょっとトイレの回数が増えただけで割といつも通り過ごせました。
腫瘍が見つかった
人間ドックから約1か月後、検査結果が届きました。
前述の通り、ひっかかりました。
「腫瘍の疑い」とかかいてありました。
この件は次の記事で。(暗い話ではありませんので、ご安心を!)
最後まで読んでいただきありがとうございます🐻