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ひとはなぜ「認められたい」のか【読書記録】

【ひとはなぜ「認められたい」のか】
著者 山竹伸二
出版 ちくま新書

【キーワード】
承認不安、存在の承認、行為の承認、承認の相補的関係、親の親和的承認、空虚な承認ゲーム、自由VS承認、自己了解、承認不安シンドローム、自己分析、近代社会のアイデンティティ、多様化する自由な社会、普遍的視点(メタ認知)、共感、同調圧力からの自由、

【感想】
現代社会は自由で、生き方や価値観は個人に委ねられている。認められるための行動基準もわからなくなり、強い不安にさららせ、人の目ばかりを気にして、誰かに認めてもらうために「こうあらねば」と毎日を過ごす。
加えて子育てや教育に関しては、学校、習い事は当たり前。子供達の学歴(内申)、競争は強化されていき、ここでも他者と比較し「置いてかれないように」「こうあらねば」とがむしゃらに走る。

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1,440字
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自分が思うこと。思いついたこと。生み出したもの、それはこれからの時代、大事な宝物になるのだと感じてます。一緒に共感し笑い楽しんでくれる方、良かったらサポートよろしくお願いします。