社内メンバーの技術発信を集計したら、なんか良さそうだったという話
おつかれさまです。@sakay_yです。サイボウズで技術広報をしています。
この記事は技術広報 Advent Calendar 2023 シリーズ1の13日目の記事です。
明確な目標設定とかやってますか?
技術広報の皆様、いかがでしょうか。
私はまだ十分にできていません…。そのことは以下の記事の中でも書きました。
今後の目標のために活動量を可視化してみたら、なんか良いことが有りそうだなって思ったことを書きます。
何をどう可視化したのか?
サイボウズのコネクト支援チームでは、@cybozuinsideoutというX(旧Twitter)のアカウントで、ブログの記事が出たら自動投稿したり、協賛や登壇があれば宣伝したり、情報発信をしています。ちなみに、自動投稿にはIFTTTを使ってます。
このアカウントの今年の投稿を集計すれば、サイボウズのTech組織で行われた情報発信の大部分が把握できるはず!と考えて、今年の1月1日から12月12日現在までの投稿を見ながら、集計しました。
集計には、手前味噌で恐縮ですが、kintoneを利用しました。kintoneがめちゃくちゃ便利という話もしたいのですが、スプレッドシートとかでも良いと思います。
集計したらどうだったか?何が嬉しかったか?
まずは、グラフを。
なんとなく皆さんいっぱい活動しているな、とは思っていたのですが、改めて数字としてみるとインパクトがあります。ブログは287記事も公開したそうです。すごい。
このデータでは、「誰が」「いつ」「どんな種類の活動を」「どのようにしたか」を記録しています。ちょっとkintoneの宣伝が入ってしまいますが、「誰が」というところを「どのチームのメンバーが」として絞り込むこともできます。
で、このデータを何にどう活かせそうか?というところです。
私達のチームの活動方針としては、現場のエンジニアのみなさんが情報発信をしたり、コミュニティ活動をしたり、そういった活動を支援することに重点を置いています。
そこで、以下のような活用ができないかなと考えています。
活動が活発でないチームを可視化し、原因の探求活動につなげる
チームの中で活動が活発なキーマンを知り、その人と繋がってチーム全体の活動に広げていく
つまり、社内向けの活動のキッカケになるのではないか、ということです。
あとは、コミュニケーションを取るための施策と組み合わせてやっていきですね。一緒にイベントに参加したり、社内向けのイベント開いてみたり、そんなことをやりたいなと思っています。
どの数字を目標にする?
さて、この集計結果ですが、数字として出るので、この数字そのものを目標にしたくなりますが、たぶんやらないんじゃないかなと思っています。
現場のエンジニアのアウトプットには業務的な都合や外的要因も絡むので、この数字を目標として置くと辛い活動になってしまう可能性があるのではないかと。
あくまでも、自分たちの活動の指標として、目標にするならその自分たちの活動回数とかにするのが良いかなぁと、まだぼんやり考えているところです。(もう年末なのに)
とにかく、この集計結果から、社内向けの活動を設計し、目標を置いて頑張ろうと思います。
まとめ
というわけで、年末ですし、一年の活動を集計してみてはどうでしょうか?もしよければkintoneにまとめると便利ですよ。(小声で宣伝)
明日は @takanori-midorikawa さんの、「エンジニアと目線を合わせるために」です!