酒田青

読書と模様替えが好き。小説家になろうやカクヨムなどで小説も描いています。定期的にエッセ…

酒田青

読書と模様替えが好き。小説家になろうやカクヨムなどで小説も描いています。定期的にエッセイを書きたいと思っています。よろしくお願いします。

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ひとりで東京に行ってみた(コミティア148)

最初の東京旅行はひとりではなかった  行ってみた、と言うが、実は東京に行くのは四回目である。一回目は子供のころ、親戚の家を訪ねて家族で行った。東京の飯はまずいと思った。ご飯が口に合わないのもそうだが、甘いはずのお菓子が何でも甘さ控えめなのが合わなかった。地元九州では甘いものは結構甘いものが多く、文化の違いだろうがそんなことは小学校低学年の子供にはわからない。そんな失礼な考え方だったが、二回目からはそうは感じなかった。子供のときの敏感さがそういう感じ方をさせたのだろう。  親

    • iPad Airを手に入れた

       どういう思考でどういう経緯で買ったのかは忘れたが、iPad Airを買った。本当になぜ買ったかを整理して話すことができない。気づけば電器店でiPad Airを注文していて、十二ヶ月のローンを組んでいた。  長めのローンを組んだこと自体は説明できる。いきなり一回払いで購入して金銭感覚が狂わないかを心配したのだ。この上Apple Pencil Proも買うし、確実に大きな買い物になる。ローンは必要だった。  元々は使っているノートPCがWindows11へのアップグレード対象

      • 風邪を引いてしまった

         家族中で風邪が流行っている。私もかかってしまった。ちなみに新型コロナではない。きちんと病院で検査してもらい、陰性であると証明された。前回かかった新型コロナでの症状は家族それぞれ今のような感じでもなかったので、やはり普通の風邪だろう。  普通の風邪というが、どんな症状かというと、まず空咳である。熱もないし体もそんなにだるくないのだが、空咳が止まらない。もう罹ってから一週間近くになるが、一向に止まる様子がない。困ったものだ。ちなみに病院で診察を受けたが、喉は腫れておらず肺も問題

        • メルカリの発送に行った

           ダイソーには梱包用のエアークッションや封筒、ポストに収まるサイズの段ボール箱が売ってある。とても便利だ。何に便利かというと、メルカリの発送にである。  私はメルカリをやっている。不要の品を仕分けし、すぐ売れないものはブックオフなどに、すぐ売れるものはメルカリに出品している。  メルカリに出品するときは、まず晴れの日の日の高い時間を選び、テーブルに白い模造紙を敷いて商品を置き、スクエアサイズで写真を撮る。本の場合は表紙、裏表紙、天、地、小口を撮り、古本の場合は中身が問題なく読

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        ひとりで東京に行ってみた(コミティア148)

          美容室での読書が好きだ

           私は美容室に行くのが好きだ。行きつけの美容室の決まった美容師さんと談笑しつつ、思った以上の出来栄えにしてもらえるのが嬉しい。マッサージやヘッドスパを必ずしてもらえるので、それもありがたい。  今日は美容室で、三ヶ月ぶりにヘアカットとカラーリングをしてもらった。カットとカラーリングはいつもの美容師さんにしてもらい、久々に前髪を作ったが、かなり自分に合っていて大満足だった。マッサージと洗髪、ヘッドスパだけは他の美容師さんがしてくれたが、若いのに前よりも上達していて気持ちよかった

          美容室での読書が好きだ

          公募をやるのに必要なものは健康

           また体調が悪くなってしまった。せっかく妹一家が東京に帰り、完全に自由な日曜日なのに散々である。もう甥っ子の恐竜ごっこにつき合ったり、姪っ子と遊びでつつき合ったりして、常に笑って気を張っていなくていいのに。  いかに甥っ子姪っ子がかわいかろうと、気を張るのは体力を使う。私には人よりリラックスする時間が必要なのである。  もしかしたら気が抜けて体調が悪くなったのかもしれない。ならぱ散々である。妹一家が帰ったら読みたい本を溜めていたが、いざ読み始めると何だかイマイチで乗れなくなっ

          公募をやるのに必要なものは健康

          甥っ子と姪っ子

           近頃、時間が経つのが早いと思っていた。気づけば次の週末が来て、喜んでいたらまた次の週末が来るといったペースのような気分なのである。それは日々に変化がないからで、休みの日は目一杯事務的な予定(歯医者だとか目医者だとか美容室だとか)を入れ、余った休日はゴロゴロするのに使うくらいで、平日も節約のためにできるだけ出かけないようにしていたらそんなふうになってしまっていた。  ああ、私も年を取ったのかなあと思っていた。何せもうすぐ三十九歳だ。  しかしそうではなかった。  先々週の日

          甥っ子と姪っ子

          暑すぎる

           カンカン照りの日が続く。この間帰ろうと思って車に乗ったら、夕方なのに車の温度が四十三度を記録していた。ハンドルが熱くて熱したフライパンを握るかのようだった。エアコンの風も生ぬるいを通り越して暑い。それでも早く帰りたいから車に乗ってすぐに運転を開始した。ハンドルと手の間にある日除けのアームカバーの布地に助けられながら、どうにか家に帰ることができた。  このところの暑さは異常である。自律神経が壊れている私には、涼しい室内との温度差が辛くてしょうがない。知り合いの看護師の方とた

          新作を書いている

           小説を書くとき、私は図書館によく行った。地理や歴史などのコーナーで、主人公たちや舞台を彩るネタを探した。未来のアメリカを舞台にしたときは、『地球の歩き方』を買って、ロードムービーの舞台に必要なルートや建物を調べた。  今は小説すばる新人賞に向けて小説を書いている。だからそれに向けて何か調べ物をしたいと思っているのだが、ネットで調べて終わってしまう。内容が内容なので本よりもネットのほうが役立つ情報が多かったりするのだ。これを上回るネタ集めというと、現地に行き取材するくらいだろ

          新作を書いている

          押し入れの本を整理した

           十月の文学フリマ福岡10に出る予定だ。そのため福岡まで同人誌を手搬入するための箱が必要になった。面倒くさいのでAmazonで注文したら、どんぶり勘定のため大きすぎるケースが届いた。これでは今あるキャリーケースに載らない。キャリーケースを変えれば何とかなるかもしれないが、物を増やしたくないため難しい問題だ。  というわけで、同人誌を運ぶためのケースは後回しにして、届いたケースに同人誌を入れ、押入れの中を整理することにした。  とは言っても今回は本当に箱を替えるだけだ。私はこま

          押し入れの本を整理した

          本屋で起こった事件について色々と考えた

           かなり楽しみにしていた千早茜の紙の本を注文した。シリーズ第一作は文庫本も出ているのだが、続編と揃えるために単行本で買った。デザインはシリーズ第一作・二作共にカバーが黒で揃えてあり、カバー下がテーマのカラーとなっている。とてもかっこいい。  大雨の中、届いた本をいち早く読むべく本屋に取りに行った。私はホンヤクラブを利用しているので、ネットで注文して、届いてから買いに行くやり方にしている。hontoが紙の本を取り扱わなくなったので、スタイルを変えたのだ。  そこで事件は起こった

          本屋で起こった事件について色々と考えた

          千早茜『透明な夜の香り』を読んだ

           そういえば最近はSFやファンタジー以外のエンタメ作品を読んでいなかったなと思って、昔読んで面白かった千早茜の小説すばる新人賞受賞作『魚神』を思い出し、千早茜を中心に読んでいくかと電子書籍を買ってみた。  実は小説すばる新人賞に作品を応募しようと思っていて、小説すばる新人賞の研究やその後のシミュレーションも兼ねて、関連作品を読むことにしたのだ。  『魚神』はファンタジー的な雰囲気を感じる、今現在も遊郭があるという設定の世界を描いた作品で、姉弟のインモラルな関係を主軸にしてい

          千早茜『透明な夜の香り』を読んだ

          やる気がないときは運動をすればいい

           以前から書いているように、私は診断は受けていないが自律神経をやってしまっていると思っている。雨が降る前や気温がぐっと変化したとき、女性特有の症状のときにぐったりとしやすいのである。  これは働き始めてからしばらくしてのことで、働き始めて心に余裕がなくて小説を書くなどの表現ができない上、上司が無能の私をものすごく嫌い始め、当たりが強くていっぱいいっぱいだったことがきっかけだ。  その部署からは離れられたし、上司も私から離れたことで互いに普通に接することができるようになったが、

          やる気がないときは運動をすればいい

          過去の作品を読み返している

           私は同人誌を作って同人誌即売会で売るのが趣味だ。今までに多くの作品を本にしてきた。一次創作の小説本なので大して売れないし、むしろ赤字だが、楽しいには違いないのでやり続けている。ちなみに累計赤字額は二十数万円だ。今すぐやめたほうがいい。  本にするのはもちろん自信作ばかりだ。微妙な作品にお金をかけると、売れるのかどうかわからないという不安で嫌な気分になるので、確実に自分が好きな作品や、Webでの褒めが多い作品を本にしている。  例えば大きな賞で最終選考に残った『それがぼくら

          過去の作品を読み返している

          残酷な場面を書いてしまう

           小説を書いている。  とは言ってもアマチュアで、こつこつ小説投稿サイトに載せ続けて十数年というところだ。口下手な私は、物語で表現しないと不満や苦痛など何かが脳や神経に詰まってしまうらしく、創作をセーブしていた高校時代は、ストレスの塊だった。  小説を書き始めてからは、本当に人生上々だ。思いついたらスマホなどで手軽に書けて、内容を深めたいならいくらでも深めることができる。  私の小説は、基本的に残酷でグロテスクだ。最初期の小説は生首でサッカーだとか凍った胎児を食べるとか、引

          残酷な場面を書いてしまう

          久々に小説を書いている

           楽しいことは人それぞれに違っていて、ある人は友人とおしゃべりすることだったり、別のある人は漫画を読むことだったり、またある人はサッカーをすることだったりする。  楽しいことは心を潤す。楽しいという、心が跳躍して届いた高いところにある感情は、生活していくのによい弾みとなる。楽しいと健康にいいし、退屈な人生をもっと短く感じられるだろう。  私にとって楽しいことは、小説を書くことだった。  昔から空想するのが好きだった。自分が主人公の夢物語は考えたことはないが、いがらしみきおの

          久々に小説を書いている