冬にTシャツ屋を始めた35歳会社員の話
皆さんはSTORES.jpというサービスをご存知ですか？本格的なネットショップが、誰でも簡単に作成できるECサービスです。
STORES.jpでお店を開く夢を叶える
本日はSTORES.jpを使ってお店を開き、なんとか商品をお客さまに届けた・・初心者オーナーの奮闘記を書きたいと思います。
ちなみに、
こちらが私のお店なんですが冬なのに・・Tシャツだけを売っています。本当は夏にオープンしたかったのですがタイミングが合わず、冬にTシャツ屋をオープンしてしまいました。
冬になぜか開店した・・客入りの少ないタピオカ店と同じ状態です。勝手に応援意識を持っていて、高頻度でタピオカ店に行っています。お互い頑張りましょう。勝負は夏です！
さて奮闘記をまとめる前に、
STORES.jpについて少しだけ説明をしたいと思います。
簡単に自分のお店を開くことできるECサービス
始め方は簡単で、メールアドレスを登録したら管理画面でお店デザイン→アイテム登録を完了させ、いくつかの基本情報を登録すれば簡単にお店を開くことができます。
楽天やYahooショッピングでお店を開く場合、最短でも2週間程度※かかるのに対して「お店を開きたいと思ったらすぐに開ける」ので多くのオーナーさんに利用されているサービスです。
※楽天についてはこちらからご確認ください。https://www.rakuten.co.jp/ec/open/
小さな夢を叶えてくれるECサービス
個人的にこのサービスの良いところは、
「お店を開きたい」「ネットで商品を売ってみたい」というオーナーさんの夢を最も身近な存在で叶えることができる点です。
小さい頃・・・商店街にある小さな雑貨屋さんが好きで学校帰りによく寄ったことを覚えています。いつか自分も小さくてもいいからお店を開きたい・・・自分が良いと思う商品を並べてお客さまを呼びたい・・と漠然と考えていました。
↓学校帰りに寄ったお店。今でも多くのお客さまに親しまれています。
そんな小さな夢を叶えてくれたサービスがSTORES.jpであり、そのサービスを作っている塚原さんを初めて皆さんのプロダクトへの想いは素敵で。私もお店開くなどでこれからもSTORES.jpの一員として頑張っていきたいと思っています。素敵なサービスをありがとうございます。
奮闘記〜始めてのお客さま
話を戻しまして、私のお店について書いていきたいと思います。自分の職種はマーケティングなのですが・・改めてものを売るって難しい。ここはもっと研究していく必要があるなと。色々考えながらお店を開設し、Twitterで告知したところ、
なんとすぐに購入してくれたお客さまがいました！
これは本当に嬉しかった！ありがとうございます！
自分が良いと思っているものを共感し合えたことが嬉しくて、移動中の山手線でおっしゃ！と心の中で叫びました。
きっと多くのオーナーさんがこんな気持ちでお店を開いているのかな？と少しだけ寄り添えた気がしました。
ただ商品がない・・・
いきなり売れると思わなかったので・・・正直商品が手元にありませんでした。ただ商品説明に受発注と記載させていただいていたので、お待たせしつつも、デザインがあればすぐに商品を作って送れると思っていました。
今思うと・・すごく甘い考えですね・・・
ペラペラの生地・・・乳首が透ける
急ぎ発注です。できる限り原価を抑えたかったので、Tシャツの加工会社さんで一番安い商品を依頼。版代込で一枚500円というかなり格安で作りましたが・・・届いた商品を持った瞬間から嫌な予感。
実際に着てみると・・・見事に乳首が透けるペラペラ生地。これではお客さまに提供できないので、もう少し高い生地で再発注しました。
試作機第二弾が届くが・・・発送を取りやめる
版代2,000円をちゃんと払い、素材費1,000円くらいのもう少し良い生地で発注。一週間程度で届き、今度こそ！いい商品ができたと思い着てみました。
実際良かった、良かったんですが・・・
買っていただいたお客さまはこの服を着てどこに行くんだろうか？
5,000円のTシャツ・・決して安くない。「町で着て歩きたい」と思って購入したんじゃないだろうか？と思うと・・すぐに送りたかったのですが、もう少し良い生地で色塗りをもう一段こだわりたくなりました。
試作を重ね・・思い描いた生地に出会う
素材専門の会社やTシャツ専門の会社方々のアドバイスをいただきながら試作を続け、
試作5号機でついに！これだ！これなら町を歩ける。デートで着れるという素材に出会うことができました。
ここまでに掛かった費用は5万くらい・・・本当に世の中でアパレル業者様には頭が下がります。
もっと服を大事に長く着ようと思いました。
生地に出会うだけ、かなりの時間がかかりました。
お客さま本当にすみません。
遂に発送・・しかし試練は続く
思い描いた生地とデザインで、さぁ！発送となりましたが・・梱包材がない！メルカリであれほど梱包材の必要性を理解していたのに・・自分が準備し忘れているとは（泣）
慌ててヤマト運輸へ向かいました。
ヤマト運輸は梱包材の種類が豊富で！こちらのクロネコ袋はしっかりとした紙で出来て、70〜150円という格安なお値段。
2枚ほど購入して再度自宅へ戻ります。
商品が届いたときのお客さまの気持ちになったら・・ハンズに走っていた
さて！梱包材ゲット！送るぞーと思ったのですが・・この袋を開けたときいきなりTシャツってどうなんだ？という気持ちになってきました。
外の冬風・・・でも始めてのお客さまに最高に体験をしていただきたい！ラッピングが必要だ！
渋谷ハンズへダッシュ！
ラッピングコーナーへ向かう！
ハンズの品揃えは本当にすごいですね。
商品を選定するバイヤーの方々って相当広い視野をもっているだろうなーと関心しながらTシャツを折りたたんだ時のサイズに合うラッピング用の袋を選定。
ラッピング費用も結構かかりますね・・・ギフト包装をやっているオーナーさんは原価削りながらサービスしているのか・・と当たり前と思っていたサービスの「オーナーさんのお客さまへの想い」を1つ1つ感じました。
今後ギフト包装を依頼するときはもっと感謝しよう。
遂に発送・・・ヤマト運輸のお姉さんに綺麗な包装ですねと言われて泣く
ここまで来るのに、購入していただいてから一ヶ月近くかかりました。本当にすみません。
そして綺麗にたたみ、破れないように梱包材を補強。
遂にヤマトへ持込での発送。サイズを測ってもらっているとき、受付のお姉さんから綺麗な包装ですねと言われて・・涙がでました・・ありがてぇ。辛いとは思わなかったけど・・・大変だった。
自分で商品を作って、ラッピングをして・・ここまで来るのに、本当に長かった。ありがとうございます・・・お姉さん。沢山発送できるようにこれからもお店頑張ります。
多くの方に感謝を
まだ商品は少ないし・・在庫も一部の商品しかないのでお店として体をなしているか怪しい状態。
でも勝手に同士だと思っているタピオカ店も頑張っているし、夏に向けてお店をしっかり運営していきたいと思います。
そしてこの店を開けたのはTシャツをデザインしてくれたkitaiさんのお陰なので、売上をしっかりお渡しして感謝していきます。
私のお店について
エモさの塊で始めてTシャツ屋です。それもニッチなTシャツデザインなのであんまり売れませんが、周りに1984年生まれがいたら紹介してください笑。
お店についても色々書きたいことがあるので今後まとめてみます！
最後までお読みいただきありがとうございました。それでは、2020年も18F Tシャツ STOREをよろしくお願いします！よいお年を。