2022 エプソムC 回顧

【評価】
◎ジャスティンカフェ
▲ヤマニンサンパ

1着：ノースブリッジ　LS   OP〜G3
前走の逃げ切りが今回の内容に楽→苦的な悪い影響は与えていない印象。3ヶ月半の休み明けで完全にリセットされているとは思わないが、ある程度フレッシュな気持ちで走れていたという事だろう。この辺りの記憶の期間的な話は徐々に自分の中にストックしていきます。今回は重馬場と先行脚質を活かしての内容で特別な力強さは感じない。

2着：ガロアクリーク　LM量　OP〜G3
3歳時にLS→SLの一時的な充実感を見せていたが現状は体力主体にまとまっている。重馬場と人気落ちと外伸びのトラックバイアスに乗って浮上した形。自身でこれ以上の跳ね感を出せるイメージはないが、体力条件のOPでの人気薄の紐で注意。

3着：ダーリントンホール　LM　G3
重馬場が向いたのはこの馬も例外ではない。格上の馬が合わない条件で凡走したという内容ではなく、体力質の重馬場のOPレースにしっかり参加してしっかり負けている。かなり息苦しくなっているのでひとまずは人気落ち待ち。人気の立場から外れてレース中を楽に運んでどこまで跳ねられるか。ただそういう条件の富士S、マイルCSでも大きくは跳ねていないのでOPを人気で勝ち切れない体力まとまりキャラという認識で良さそう。

4着：ジャスティンカフェ　LS　OP〜G3
ラストの伸びが甘いが距離が原因の挙動ではない。単純に自身より弱い相手向きのイメージで見ていくのが良さそう。同じようなタイミングだったアーリントンでも凡走しており、一応道悪が合わないという可能性もある。

5着：タイムトゥヘヴン　S(C)   G3
良いリズムで充実しているが激しい連チャンとまでは行かず、短縮も使いながらの2走連続の激走の反動が延長＋道悪で重くのし掛かったという印象。1回休ませてから富士S軽く位置を取って凡走→マイルCS追い込みの形なら面白い。

6着：ザダル　LC   G3
前走より開放感のある動きをしているがこの馬はパワーではなく軽いスピード寄りのL系。重馬場でタフさを求められのが1〜3着馬の方に向く形となった。タイミングはベストだったが馬場が噛み合わなかったのと個体のパンチも低下している。

7着：ヤマニンサンパ　SL   OP
間隔が空いてしまった影響もあって、格の不足をリズムで賄い切れなかった形。この辺りがこの馬の落とし所。

8着：シャドウディーヴァ　SL   G3
府中牝馬S激走の後の連戦でエネルギーを消耗してしまった印象。活力が薄れている。

9着：コルテジア　CL　OP〜G3
2年ぶりなので今回の内容についてはどうこうない。次いきなり巻き返せるような前向きな活力はまだ感じなかったのでもう少し様子見で。2〜3歳時に精神力系っぽい挙動は見せているのでOP〜G3あたりでの叩き3戦目あたりで少し拾ってみるのが面白そう。

10着：ハッピーアワー　S　OP
11着：トーラスジェミニ　SL   OP
12着：トーセングラン　LS   OP
この3頭については特になし。

3頭しかいなかった前走1着の条件戦上がり馬から2頭の単勝を買って、残りの1頭に勝たれるという結果。リズムが悪い時も腐らずに自分のスタイルを磨きながら打ち続ける事が重要かなと思います。