豆苗

Mの法則を使って競馬予想をしています

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最近の記事

2024 エリザベス女王杯 予想

昨年はここ最近の京都外回りらしい4角内で脚をためた瞬発力系の馬によるワンツー決着(昨年は菊花賞も内優勢)だったが、今年は内の馬場が荒れているので外目から下り坂を活かして雪崩れ込む形が良さそう。 ◎コスタボニータ 2走前の小倉記念(中京)が道中で息の入らない超持続質戦。前受けして粘り込んでの2着で、見た目以上に負荷が大きいものだった。 前走はその反動による凡走。レース質自体も逆質だしこの凡走は全く気にならない。 そして今回は凡走後で心身ともにフラットな状態。3角手間の丘越えも

    • 2024 天皇賞・秋 予想

      リバティアイランドが7ヶ月の休み明けで2400のドバイシーマから短縮。 ドウデュース、ソールオリエンス、ベラジオオペラ、ジャスティンパレスが道悪の宝塚からの休み明け短縮。 ダノンベルーガは延長だがリバティ同様ドバイからで7ヶ月の休み明け。 広い東京とはいえ良馬場の多頭数で摩擦の大きい混戦という設定になる今回の天皇賞。忙しくて厳しいレース質を苦にする(中でどこまでパフォーマンスを落とさず走れるかという)馬が多いので「今年荒れなかったらいつ荒れるの?」というのが第一印象。 そ

      • 2024 菊花賞 予想

        ◎アーバンシック テンのダッシュ力が弱くて春シーズンまでは後方からの競馬が続いていたが前走でいきなり好位からの競馬で圧勝。乗り替わったルメールの手腕が評価されている側面もあるが個人的には馬の成長も大きく影響していると見ている。 基本的に仕上がりが早くそれをどこまでキープ出来るかという馬が多いスワーヴリチャード産駒の中で、珍しく成長が遅れて来たタイプという見方。 前走見せた内で脚をためて直線に向いてから一気にギアチェンジして抜けて来る挙動は京都外回りでこそ。 課題は折り合いだけ

        • 2024 京都大賞典・毎日王冠 予想

          【京都大賞典】   ◎プラダリア 京都外回りで求められる瞬発力性能、格ともにクリア。 大阪杯は京都記念をしっかり勝ち切った後でタイミング的にキツく、適性的にも逆質だった中での0.4差6着は単純に地力を評価出来る内容。 宝塚は明確に適性のある舞台での内容ではあるがそれでも4着なら十分。 今回は開幕週でAコースだが、馬場が緩めなのでそこまで持続質に寄らない。道悪だった昨年と同じような、4角に向いてからの瞬発力で対応出来る。 夏負けしていて状態に不安があるみたいなのでコロガシ対象か

        2024 エリザベス女王杯 予想

          2024 スプリンターズS 予想

          ◎ビクターザウィナー 2023ジョッキークラブSP2着、2023香港スプリント4着、2024センテナリーSC1着、この3つのレースの挙動と3着に入った今年の宮記念の挙動を比べると良馬場のスピード質(仮)の競馬の方がパフォーマンスが高い。 香港はそもそもの設定が洋芝でラッキースワイネスのような重厚なパワータイプに分があるので、「合わないパワー舞台でも一定の成績を残して来たスピード質の香港馬」というイメージで一旦見てみたい。 香港でも通用しているように一定のパワーももちろん

          2024 スプリンターズS 予想

          2024 オールカマー 予想

          【予想】 ◎レーベンスティール 同舞台だった昨年のセントライト記念は内枠で脚をため、直線向いてのギアチェンジで他馬を出し抜いて1着。前向きさや勢いでガツガツ攻めるタイプではなく、瞬発力を主体にした馬質の良さがこの馬の特徴。脚をためやすい延長、内枠は合う。 前走のエプソムCは平均ペースの持続質戦で外から。セントライト記念比で弾け感がなかったように、自身のストロングポイントである瞬発力は使わずに単純に地力のみでの0.3秒差圧勝という内容。 ピンパー感があるような近走の成績になっ

          2024 オールカマー 予想

          2024 セントウルS 予想

          【予想】 開催5週目で一貫してAコース使用。 内の馬場はかなり荒れているので、基本的には直線は馬場の真ん中あたりを通るのが良さそう。 中京の3〜4角が下り坂→直線に向いて上り坂というコース形状的に、外を回してコーナーから加速していく馬よりは、内で脚をためられるタイプが向きやすい。 ◎テンハッピーローズ 前走のVM好走の要因は道中で息の入らない1200、1400的な持続質戦になった事。 スローからの瞬発力要素が求められた阪神牝馬で差し届かず。一転してVMでは抑揚のな

          2024 セントウルS 予想

          2024 札幌記念 予想

          【予想】 札幌自体元々コーナーは緩いが、Cコース替わりでコーナー角が更に緩む+内が使える馬場状態になる。 良馬場なら2021ソダシ、2020ノームコアの年のような11秒台後半あたりの4ハロン持続質戦になりやすい舞台設定。 オークスからの短縮だったが2走前がマイルG1でスピード経験の担保があった2021ソダシが逆ショッカー的に先行して押し切り。 春天からの短縮で2走前以前も道悪のAJCC、菊花賞という長い所からの臨戦だった2019フィエールマンが外を回して差し届かない(1人

          2024 札幌記念 予想

          2024 宝塚記念 予想

          【個別分析】 ドウデュース ブレの少ないピッチ加速で内回り3〜4角で他馬を置き去りに出来るのが最大の強み。 2速3速の深くて重いギアチェンジ性能は持っていないので広いコースでダラダラと長い脚を使う形は向いていない。良馬場の内回りコースで一気に仕掛けてそのまま押し切る形がベスト。 馬群で極限まで我慢してラスト1〜2Fを瞬発力で一気に抜け出してくる形(ヴェラアズールJC)なら東京のような広いコースでも差し競馬で対応出来るが再現性は低い。 ジャスティンパレス 第一にスタ

          2024 宝塚記念 予想

          2024 マーメイドS 予想・回顧

          【予想】 ◎コスタボニータ 軽い瞬発力タイプなので良馬場でペースが落ち着けば。 牝馬限定重賞を使い込んでいて鮮度が薄れている中で前走勝ち切り。充実度的に良くてキープという局面ではあるが、1人気1着後に3人気に落ちるのであれば立場的に楽。 この馬に対して積極的な◎というよりは、他の上位勢が怪しいので相対的に評価が上がっている形。 エーデルブルーメ 大味なタイプで外枠1人気は合うが、京都の内回りで良さが出るイメージが薄い。力技で差し込んで来るものの上手く立ち回った馬に上回られ

          2024 マーメイドS 予想・回顧

          2024 エプソムC、函館SS 予想・回顧

          【エプソムC 予想】 ◎アルナシーム あまり精神力を感じない一本調子なタイプで、1600も2000も若干ズレるイメージ。G1でどうこうという馬質ではないが1800のこの辺でポンと重賞勝ちがあっても良さそうかなと。 以下は上位人気3頭について短評。 レーベンスティール オール野芝の高速馬場だったセントライト記念が延長で外から伸び伸びとした差し。 今開催前半のパワーの必要な馬場状態だったら完全に逆行する条件なので消しまで見ていたが、若干スピード質にもなって来た今の馬場なら抑

          2024 エプソムC、函館SS 予想・回顧

          2024 安田記念 予想・回顧

          【予想】 ロマンチックウォリアー 能力レベルでは最上位なのでこの馬のタイプと今回の条件の照らし合わせで取捨を決める。 タイプとしてはあまり軽さのないパワー持続系で先週のダノンデサイルと近い。ラップの緩急のない一本調子な持続質戦向き。 4角で前を射程圏に入れてそこからパワーで押し潰すようなスタイルなので日本の高速マイルへの短縮で位置を下げてしまうと危ない。直線だけで瞬発力と速い脚でどうこうというタイプではない。 道悪で全体的なスピードの要求度が下がるのはとりあえず必須

          2024 安田記念 予想・回顧

          2024 東京優駿 予想・回顧

          【予想】 ジャスティンミラノ  共同通信杯は超スローで他馬も同じような上がりを使えているレースで、あれをもって瞬発力戦向きという事にはならない。 皐月賞での挙動と合わせて見ると、軽いスピード瞬発力というよりはパワフルで持続的な脚を長く使える底力タイプのイメージ。前走のように早めに踏んで4角先頭イメージで前を飲み込もうとする形を取れば、所謂「強い馬」の形になる。 東京2400替わりで、前走よりは軽い瞬発力の欲しい条件になるので、シャフリヤールに差されたエフフォーリアのように強

          2024 東京優駿 予想・回顧

          2024 オークス 予想・回顧

          【予想】 ◎コガネノソラ 前走のスイートピーを見た段階で「別路線からならコレ」という強い印象を残した馬。 体力・パワーの持続力タイプで血統のイメージ通りユーバーレーベンと似たオークス向きの個体。 3連勝中で7人気15倍と穴人気していると言えるオッズだが、個人的にはまだ能力の上限がキャップされていない、現状は底が見えていないという扱い。 これが瞬発力やトップスピードの速さ・軽さを求められる場なら評価しないが、タフな条件設定のこのオークスという舞台なら穴人気だろうが素直に評価し

          2024 オークス 予想・回顧

          2024 ヴィクトリアマイル 予想・回顧

          【予想】 ナミュール 元々体力が弱く休み明けベストの軽いタイプだったが富士Sの頃からグッと成長して連続好走可能に。 ハイペース持続の富士、京都の下り坂を使った末脚持続のマイルCS、洋芝でタフなレースを雪崩れ込んだ香港、ドバイ。 東京対応もしているが案外瞬発力というより持続的な末脚を使うジャスティンカフェ的なイメージか(マイルCSでセットで好走しているし)。中盤が緩む東京マイルで直線のみでスパッとキレるイメージは薄い。外から揉まれずに雪崩れ込んでどこまでか。地力はあるので消耗

          2024 ヴィクトリアマイル 予想・回顧

          2024 NHKマイルC 予想・回顧

          【予想】 アスコリピチェーノ MS 地力と量、前向きさとパワーで押し切るイメージの挙動で、牝馬らしいキレや精神力というソングライン方面の資質からはズレている印象。基礎スピードと馬質でスイスイ運べたレシステンシアとも違う、牡馬的なパワー押しタイプに見えている。 完成度のアドバンテージが徐々に薄れて来たこのタイミングで牡馬相手に変わる事で明確に本質を求められる局面。鮮度という意味ではまだ頑張れて良いタイミングなので自身の地力オンリーでどこまでまとめられるかという見方。 ジ

          2024 NHKマイルC 予想・回顧