眠れない夜について
眠れない夜について考えてみる。
思えば、すんなりと眠れた夜の方が少ないようにすら思う。
今日の終わりの名残り惜しさか、明日の始まりへの一抹の不安か。
6年近く同じ錠剤を飲み続けている。増えも減りもしない5個の錠剤は、私を眠りへ導いていく。
……かと思えば、飲み忘れてしまったかの如く、なんの音沙汰もない事がある!
どういう事か説明して欲しいところだ。
私の脳みそは少々血の巡りが良いようで、人よりも簡単にドーパミンを排出してくれるそうだ。
ドーパミンが一体なんなのか、調べるのが億劫で、ドーパミンについて想像してみる。
ドーパミンというのだから、きっと人になると凄くデカそうだ。
見上げるくらいの長身で、肩幅も大きく、筋骨隆々としていて、きっと私の貧弱パンチなど屁でもないくらいなんだと思う。
こう、どーーーーんと!構えて立っていそうだ。
ガラスだってパリンと打ち破れるんだ。
などと考えていたらなんとなく眠たくなってきた気がするので、そろそろ目を瞑ろうと思う。
筋金入りの面倒くさがりは、こうやって眠るのも面倒くさがって、はたまた起きるのもひどく面倒になってしまう。
さようなら、今日。さようなら、二度と味わえないあの瞬間。さようなら、さようなら、さようなら。
……寝れん。笑
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