坂ノ下茂左衛門

絵を描くことが好きです。ディジュリドゥが好き。何も考えずぼんやりしてるのが好き。HSP…

坂ノ下茂左衛門

絵を描くことが好きです。ディジュリドゥが好き。何も考えずぼんやりしてるのが好き。HSPかもしれません。猫二匹と暮らしています。 ブログ引っ越してきました。徐々にアップしていきます。

最近の記事

屋久島旅行回想録

筆者はなぜ、わかっていながら嵐の前夜に、台風の目に吸い寄せられる様に屋久島に行ったのか。 なぜ、日頃ちまちまと節約生活を送っていたにも関わらず大金を叩いてトレッキングギアを揃え、キャンプ道具も加えた18キロものバックパックを背負い、微かに痛む足を気にしながら出航するかどうかもわからない船を目当てに港を目指し旅立ったのか。 よくわからないので、帰宅後にずっと考えている。 自分のことでも自分ではよく分からないことがよくある。仕方がない。それは確かにそうなのだが、やはり何か納得する

    • 雲の軍勢-その後

      屋久島旅行から一昨日帰り着いた。夏休みが終わる最後の日の夜に帰宅。ギリギリ出社日に間に合った。社内では筆者の噂が広まっており、早々に上司から小言を二つ頂戴したのだった。 今回の旅は最初から最後まで台風と共に行動したと言っても過言ではない。 行きも帰りもあらゆる交通機関が非常事態に混乱したので予定通り目的地に辿り着くかはわからなかった。 そして旅行前にあれだけ胸躍らせた計画、やりたかったサイクリングとキャンプは断念、白谷雲水峡へのトレッキングや屋久杉を見ることは叶わなかった。

      • 雲の軍勢

        筆者は今、屋久島にいる。とある宿で雲の軍勢を待ち受ける。 遡ること約半月前、夏期休暇にどこかキャンプに行こうと計画し始めたのがきっかけであった。地図アプリを眺めながら何処へ行こうかと思い巡らせていると約30年前、中学校の教科書で見た憧れの縄文杉をふと思い出し、杉の大木の近くで眠るイメージがパッと閃いた。 心は動き出す。朧げな構想から計画は速やかに行動に移り、キャンプ場、飛行機と船が決まり、現地での行動予定が立ち始めると道具のパッキングをアレやこれや前日までこね回したのである

        • 神社に行く意味について

          筆者は実家へと帰還して以来、神社との繋がりが深く濃くなっていった。幼い頃から寺社仏閣へ赴くことがよくあったのは、奈良県に住む者としてはまあまあ普通なのであるけれど、最近の筆者は特にそうなのである。 そのため、神社について考えることがよくある。 日本人は何故、神社を国の至る所に祀り、守り続けてきたのか。この国は幾多の戦を経て徳川の君主政から維新を経て、近代国家大日本帝国の時代は国家神道として、第二次世界大戦後は植民地としての支配を受けながらそれでも神社を守り続けた。どんな苦し

        屋久島旅行回想録

          人生の振り返り

          なんとなく頑張って生きてきた筆者にも40数年の人生を振り返ることがある。そうすると後悔することが山ほどあるような気がする。覚えてないぐらいある。 思い返せば筆者の人生は失敗の連続であった。何もかも失敗であったと言っても過言ではない。むしろ我が人生のすべてを失敗したと言っても良い。つまりとっくに破綻した人生の続きを細々と送っているのが筆者である。 しかし一番悔やまれるのは失敗ではない。 一番悔やまれるのは、何もしなかった事柄についてである。 失敗という結果すら出せなかったことで

          人生の振り返り

          ブログ引っ越してきました。

          WordPressのHPから引っ越してきました。サーバーやら独自ドメインにお金かけて今日まで維持してきましたが、記事を書くのが滞っては放置して長い間持て余しておりました。この度、独自ドメインの有効期限が切れるのをきっかけにブログをnoteへ引っ越すことに決めた次第です。WordPressからエクスポートしたXMLをこちらへインポートしたばかりなので無駄な改行があったり写真の紐付けが切れたりといろいろ編集が必要なので、ひとつひとつの記事を読み返しながら気長に少しずつアップしてい

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          コロナを患って寝込む〜重曹飲用のすすめ

          先日、筆者は休日を昼間っから家でゴロゴロ過ごしておりました。 その日はなんとなく疲れていてだるく、身体も火照ってる感じが続くのですが熱を測ってみても平熱なので、その夜、なんかおかしいと思い早めに寝ることにしたのですが、深夜2時ごろになって発熱に気づき、明くる朝病院に行くと抗原検査にて新型コロナ陽性の結果。 その後39度以上の高熱が3日間続きました。そうして3日目の朝やっと熱が引いたかと思えば喉の激痛に襲われて苦しむことになったのです。あまりの痛さで唾を飲み込むのも激痛、寝

          コロナを患って寝込む〜重曹飲用のすすめ

          安倍首相銃撃事件後について

          安倍元首相が奈良県の大和西大寺駅前で射殺されてからというもの国葬について世論は反対の意を示し、山上徹也容疑者の犯行動機から始まっ宗教団体統一教会(世界平和統一家庭連合)に関する政府と与野党議員への追及が連日報道されている。何でも岸信介から安倍晋太郎、安倍晋三元首相までそのつながりは家族ぐるみのかなり深いものであって、自民党清和会にとって選挙から秘書官起用に至るまでずぶずぶの協力関係にあったのだとか。 現在、岸田政権で内閣改造が行われたものの関係する大臣が7人も組閣したことに

          安倍首相銃撃事件後について

          天候はいつでも不確かで

          最近は筆者の住む町も急激な天候の変化で物凄い豪雨に襲われることが多々あります。 先日は思いもよらぬ豪雨にて仕事場から出ることができず1時間ほど立ち往生しました。 分厚い雲がゆっくりと辺りを暗く静かしめ、蝉は一斉に鳴くを止め、程なく雷鳴が轟くと飴玉ほどの滴の礫が一斉に降り落ちると地面をあっという間に飲み込んでゆく。小鳥は慌てて木々に宿り、やがてそこ彼処に小さな流れや水溜りが生まれる。雨音のクラスターがあたりを包み込み、視界には雨のカーテンが掛かり霧の中に溶けてゆく。 ただ

          天候はいつでも不確かで

          ひとり暮らしへの憧れ

          実家に帰ってきてはやくも一年が経ち、猫たちもこの家にずいぶんと慣れてきました。 筆者は家の近くで仕事を見つけて忙しく働く毎日ですが、最近、一人暮らしを懐かしさと共に想いを募らせております。どんな形であれ自分で自分自身の生活を作り上げることは筆者の喜びであり幸せであったものです。 自分で考えた好きな料理を作って食べ、自分の好きなモノで場を整えて、思い立つとどこかに出かける。日々身体のバイオリズムを感じながら生活することが筆者にとってどれほど大事なことか。 しかし現在、家族

          ひとり暮らしへの憧れ

          虹の架かるを見る

          空に虹を見つけたら皆さんどの様にお感じだろうか。 筆者は最近、仕事中に虹がかかるのを見ました。雨が降るでもなく気温は高く、太陽は激しく照りつける。湿気は重苦しくもなく、やや晴天の空には入道雲が所々、鱗雲もあったっけ。 突然に、しかもおもむろに山の頂から山の頂へと掛かり、見事な半円を描き、薄い雲の切れ目を縫う様にかかった七色の虹はとてもとても眩く美しかったのです。 しかし筆者はちょうど手を離せない仕事中だったため、カメラのシャッターを逃してしまいました。 皆さんはそんな

          虹の架かるを見る

          最近の出来事について

          最近の世の中の動きについていけない気持ちを抱いている筆者。連日の猛暑の中、仕事で忙しい毎日です。 ロシアによるウクライナ侵攻は長期戦の様相を呈し、ここ日本ではコロナ渦が第7波に突入しさらなる変異を繰り返し感染拡大を続けている。世界的インフレ状態の経済渦により物価は高騰し国民生活は日に日に苦しくなるなか、まさかの安倍首相の殺害事件後、参院選では自民党が勝利し、選挙後タイミングを狙った様にメディアは旧統一教会と政治家の癒着問題で連日騒がしい。 どうしろというのか!と頭を抱える

          最近の出来事について

          芸術、文化について

          筆者の若い頃、芸術文化は東京やハリウッドの様な煌びやかな世界にあった。そこには専門の技術知識を身につけた限られた才能“芸術家”と呼ばれる少数の人々がいた。学会で働く“学者”という肩書の知識人たち、彼らも文化の担い手とされる。こう言った肩書の持ち主がテレビや新聞雑誌など、メジャーメディアに登場し、人びとの関心を得る優れたエリート文化人なのでありました。 彼らには自らの才能を遺憾なく発揮する大きな舞台やミュージアムが用意され、良い観客席は高額で取引される。その興行には巨額のマネ

          芸術、文化について

          我が家に来たるグリーンフローライト

          先日、石を取り扱う友人からパワーストーンであるグリーンフローライトなる石を預かりました。 友人は石に秘められた力の偉大さを語り、その石を育てると表現しております。偉大なる力を維持せし場所、すなわちパワースポットであると認める神社やその近くの滝や土地の土の中に埋めたり川のせせらぎにさらしたりしてその石を浄化するのだそうです。 さて、その友人の案内でとある神社へお参りに行った際、手持ちの石を貸してあげようとの申し出を受けありがたく我が家へ来たるグリーンフローライト。 此の石

          我が家に来たるグリーンフローライト

          断捨離のつづき

          最近のテーマはもっぱら断捨離です。モノに対する深い執着。筆者にとって捨てられないのが、なんと言っても本とCDこれらを捨てるのにほぼ全ての時間を費やしております。そして2週間をかけて部屋にある半分近くの本とCDを捨てる事が出来ました。いやはやこれは筆者にとってすごい成果です。過去と向き合い手に取り苦悩する。まさしく修行ですね。「執着を捨てる」それがどれほど難しいことかを日々学んでいるところです。 筆者の20代前半から30代にかけては読書に精を出した時期でした。フリーターだった

          断捨離のつづき

          断捨離について

          最近、引っ越してからの筆者はひたすら部屋の片付けをしています。ミニマリスト目指してあれこれ不必要なものを選別しているのですがなかなか進まないのです。狭い部屋に趣味のものがこんなにたくさんあったのか!と今更ながら驚いているところです。とくに愛着を抱いたモノを手放すことってむずしいですね。僕にとっての愛着は本やCD、レコードといったモノです。これがなかなか捨てられず悪戦苦闘しております。先日段ボール4箱の本をようやくブックオフに持って行き旅立たせましたが、まだまだ書棚はいっぱいで

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