日記:VR-TRPGサークルがコミケに出展した話
2021年12月30日。約2年半ぶりに開催されたコミックマーケット99に、VR-TRPGサークル「ぐだぐだぶとん」は出展しました。
今回は主観込みでその時のことを書いておこうと思います。
来てくれた人の反応とか
リアルイベントの恩恵と言うべきか、来てくれた人はVR-TRPGを知らないTRPG民がメインでした。
単純に知名度を増やすだけでなく、GM(進行役)としてVR-TRPGを遊ぶ人を増やす事になるので布教としてはかなり効果があったと思います。
いずれは過去作が面白かったから新作を買いに来ました!っていう人が来てくれたら良いなぁ…と思っています。C100には最強のVR-TRPG「地下壕の讃美歌」を作って持っていく予定なので楽しみです。
VR-TRPGとしての優位性
TRPGの島も大きくなったなぁ…と思いながら会場を歩いていましたが、イラスト系の同人誌と違ってTRPGシナリオ集は一目で差別化をする事が難しい印象でした。事前調査無しで行ったせいで「何買えばいいんだろ…」となってしまった。(コミケ参加3回目なんだからちゃんと事前調査しろ)
その点VR-TRPGサークルとしてのアドバンテージは大きかったと思います。デカデカと書いた「VR」の文字が目を引くし、プレイ動画も流せます。
前日の思いつきでOculus Quest2(VR機器)を持っていきましたが、これも明らかな他サークルとの差別化になっていて良かったと思います。高身長のサークル員がQuest2を被って立っていたのは非常に効果的だったはずです笑。
朝月葵には血迷ったとか言われましたが…
VR-TRPGとしての面倒なところ
TRPGシナリオを遊ぶ前に知っておきたい情報は意外と多いです。システムや時間、プレイ人数、物語の概要、難易度などですね。その場で興味を持って来てくれた人にはこういった事を説明してあげたいものですが、VR-TRPGの新奇性もあって、VRの説明に時間が取られてしまいます。
シナリオの説明を削っても、VR-TRPGである事に興味を持って買ってくれるならそれで良いかと納得しながらも、何か少し寂しい気持ちになってしまいました。
まぁ今後はシナリオの説明も分かりやすい位置に置いておきたいものですね、見本誌の代わりに下の画像の情報を纏めたビラを置いておけば良いんじゃないか?(思いつき)
お金の話
書いて良いだろうという範囲まで。
値段と印刷数決定は前回(C94)と同様にbrに任せていました。昨今の情勢のせいでコミケ来場者数が通常の1/4(?)になったこと、VR-TRPGという新たな取り組みを始めたことが、より予測を難しくしていましたが、それでも結果的に赤字にならずに済んだのはすごいですね。
とりあえず、VR-TRPG制作は何とか続ける事のできる活動になった訳ですが、今後は更に状況を良くして創作活動の安定化、不安なく続ける事ができる活動まで行けると良いと思っています。
終わりに
サークル再結成から2年間全力で走り続けてきた訳ですが、やっと水分補給ポイントに来た印象です。そう考えると長かったなぁ…まぁ次回作の制作が控えているんですけど。
今後ともぐだぐだぶとんを温かい目で見守って頂ければ幸いです。お相手は、逆凪でした!
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