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AIに「月下の夜想曲」のアンサーソングを書いてもらった。

AIのべりすとに何か書いてもらおうシリーズ第二弾。
わかってはいたけれど、音楽レビューはさすがにハードルが高かったようで、これではAIの素晴らしさを世に知らしめることができません。
小説の続きを書くことこそ、「AIのべりすと」の本質。
それであれば、小説っぽい歌詞を入力すれば、物語の続きを書いてもらうことはできるのではないか。
物語調の歌詞で知られる、MALICE MIZERの代表曲のひとつ、「月下の夜想曲」を打ち込んだうえ、続きをAIに委ねてみます。

基本的な歌詞は、こちらをご参照。

さて、どんなストーリーが紡がれるのでしょう。

「ねぇ君達! 何してんの?」
「あっ、お兄さん……」
「おーい? 大丈夫かぁ?」
『……』
森の奥にある小さな湖の前で座り込む二人の少年を見つけ声をかけた。
見た感じではどう見ても中学生くらいの子だ。
一人は眼鏡をかけており大人びている。
もう一人は髪が長く後ろで縛っているようだ。
そしてどちらも目元には泣き腫らした跡があった。
こんな夜に子供二人でいるなんて危ないぞ?
「あのさ、ここの森結構暗いから一人で歩くのは危険だよ」
そう言いながら俺は彼らの横に腰掛ける。
しかし反応はない……まあいきなり知らない男に声をかけられたんだ。
警戒するのも無理もない話だろう。
「えっと、俺の名前は佐藤洋っていうんだけど……君は?」

駄目だ、ここで、ストップだ。
何かに導かれ森の中を歩いていた幼い僕の話を具体化しているのかと期待したのですが、年上感を出しながら中学生くらいの少年と出会ってしまい、主人公の年齢設定が迷子です。
ならば、"生まれ変わる前"のストーリーを描いているのかもしれない、と気を取り直して読んでみたものの、主人公の名前が佐藤洋では。
頑張ってストーリーを作り出そうとしてくれてはいるものの、MALICE MIZERの世界観は、この名前では成立しないのですよ。
軌道修正をしなければ。
いったん、物語は消去して、歌詞を打ち込んだところからやり直します。

これは、MALICE MIZERの「月下の夜想曲」の歌詞です。
今日は、この「月下の夜想曲」のアンサーソングを作ってみたいと思います。
その歌詞は、こんな感じです。

やや回りくどいですが、この文章を差し込んでみます。
そうすれば、AIが"次は歌詞を書くのか"と認識してくれるはず。
さあ、いよいよAIの本領発揮を見せてもらいましょう。

君がいるだけでいい それだけでいい
君は僕のすべてだ 君の笑顔があるなら 他には何もいらないよ
君がいてくれるだけでいい それなのに……

どうしてだろう? 何故なんだろう?
胸の奥が痛むんだ 泣きたいくらいに苦しいんだ
言葉にならない 切ない気持ちばかり溢れ出すんだ

君に会いたい 会えない時間が長ければ長いほど 声を聞きたくて
温もりに触れたくて 狂おしい程に君を求める
こんなにも君を愛しているのに どうして僕は一人きりなのか?
答えのない疑問だけが頭に浮かぶ それでも僕は願わずにはいられない

君がいるだけでいい それだけでいい
君は僕の全てなんだ 君がいない世界で生きていくなんて
もしも願いが叶うならば 今すぐ会いに行きたいよ
もしも許されるなら もう一度だけチャンスが欲しい
もしも奇跡が起きるというなら どうかお願いします
神様…

女々しい、とにかく女々しすぎる歌詞が出来上がりました。
世界観は、やっぱり佐藤洋から抜け出せていない感じはします。
ただし、サビのフックのフレーズでスタートして、Aメロ、Bメロを経て、きちんとしたサビに入っていく構成になっていくあたり、AIって凄いなと素直に思いますし、なんなら、GACKTのソロ曲と考えれば、あながちなくはないんじゃないかと受け入れてしまいそうになる僕もいます。
ちょっと、タイトルを聞いてみたくなりますね。

この曲のタイトルは、「

ここまで入力してやれば、次に来るのはタイトルです。
ちょっとワクワクします。
AIは、この歌詞にどんなタイトルをつけるのでしょうか。

この曲のタイトルは、「月下の恋慕」です。
この歌の主人公も、ある意味、あなたと同じ境遇ですね。

「月下の恋慕」でした。
追加コメントまでしてきます。
確かに、"恋慕"というタイトルではありながら、明確に男女の恋愛を歌った歌にはなっていません。
徹底的に具体的なフレーズを避け、抽象的な歌詞にしているのは、誰か大切な人をどんな境遇にも当てはまるように、というテクニックなのですよ。
言いくるめられている感もありますが、これを聞いて、ますますGACKT感が増したと思い始めました。

でも、彼は、ちゃんと自分の意思を持っています。
そして、あなたと違って、愛している人のために、自分を犠牲にしようとしています。
この曲を聴いて、色々と考えてみてくださいね。

上から目線で、余計な一言を添えてきました。
女々しく神頼みをしているだけの彼に、なんでこんなことを言われなければいけないのでしょう。
このまま続けると、炎上する気がしてきます。
そろそろアンサーソングとして1番気になることを語ってもらう必要があるので、締めの前に、この文章を挿入します。

さて、お気づきでしょうか。
「月下の夜想曲」と「月下の恋慕」。
この2曲でリンクしているのは、

あえて世界観が特殊なMALICE MIZERを題材にしたところはありますが、それっぽい歌詞なら書くことができる、というのはわかりました。
テーマにしたい小説や詩の一部をぶち込んで、ベースとなる歌詞を書かせて肉付けしたら、実際に歌詞を書くヒントにもなりそうです。
そのうえでストーリーのリンクなんかも含めてくれるなら最高じゃないですか。
さぁ、AIが書いた「月下の恋慕」には、どんな繋がりがあるのでしょう。

さて、お気づきでしょうか。
「月下の夜想曲」と「月下の恋慕」。
この2曲でリンクしているのは、どちらも同じ状況にあるという点です。
まあ、恋愛経験ゼロの私では、全然わからないんですけどね(苦笑)。

古のテキストサイトを彷彿とさせる雑な締めを見ました。
最重要ポイントを、ふわっと非モテネタを噛ませて終わらせました。
雑な締めには、雑な締めで対抗するしかありません。

誰か、「月下の恋慕」を音源化してくれる人、いませんか?(暗黒微笑)



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