2020年、新潟・佐渡沖鯵（アジ）はもはや高級魚？

2020年9月14日 08:34

鯵（アジ）の価格が最近高騰しております

シマアジでもなく

関アジでもなく

普通の、ごくごく一般的な真アジの話です

2019年より20％以上最大で約50%、値上がりしている感覚です

40年ぶり（漁獲量が落ち込んだ1980年以来）の大不漁が続いていて、この大不漁に煽られ → 価格が右上がりに上昇 → 鮮魚の価格高騰に伴い、フライ、干物などの加工品の価格ももちろん高騰

大不漁、価格高騰の原因は？

はっきりとした原因は不明で

諸説ある中で

こちらの二つの説が有力とみられています

①大黒潮蛇行が原因説

日本の本州南岸を流れる黒潮が紀伊半島沖で大きく南に蛇行する現象で、本州南岸との間に反時計回りに循環する冷水塊が発生し、沿岸・沖合漁業に大きな影響を与える

大黒潮蛇行についてはコチラ

②温暖化による海水温度の上昇、近年の天候不順が原因説

温暖化が及ぼす海への影響はコチラ

このような状況で国内の水揚げが減少していると言われております

減少分を輸入アジでカバーしようとしても、元々海外からの輸入も多く（『アジのフライ』などに使用されるアジは、ヨーロッパなどで水揚げされた冷凍アジも多い）尚且つ諸外国では健康意識への高まりで魚介の需要が増加傾向にあり、以前のように安価で買えない状況のようです

このままいくとホントに価格は高級魚並みになりそうです

『鯵のなめろう』のアーカイブはコチラ

キングオブ大衆魚のアジ、いつまでもキングで家庭の味方であって欲しいものです!!

それでは、また!!

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